検索窓
今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:1,721 hit

5話 ページ7






アズール「いやあ、それにしても驚きましたよ。まさか、成人女性が生徒として通うことになるなんて。」












寮に案内してもらっている途中で、アズくんがそんなことを言った。













「まあ、この歳で学生をするなんて、ボクも思ってなかったよ。それと、性別のことは黙っててよね。バラしたら目玉取るよ。」



アズール「なぜ目玉限定なんですか…。」



「いいじゃん、別に。」



アズール「まあ、いいですけど…。」













そんな話をしながら着いた先は、7つの鏡がある部屋だった。


鏡舎というらしい。


そのうちの一つをくぐると、なんと海の中だった。


不思議なことに息ができている。











アズール「さあ、ここがオクタヴィネル寮です。寮生達が従業員の、モストロラウンジという店を運営しているんですよ。」



「へえ。なら、ボクも働く感じ?」



アズール「ええ、もちろんですとも!監督生さんの話によれば、あなたはショーレストランで働いているそうじゃないですか。


それなら、接客業は慣れているでしょう?それに、先程のあの対応…素晴らしい!是非とも働いてもらいたい!」












なんか、急に胡散臭さが増したな。


まあ、これくらいが一番接しやすいしいいけど。












「まあ、働くには働くけどさぁ。多分、スターレス風の接客になっちゃうけど、それでもいい?」



アズール「先程のような感じですか?」



「そうそう。ホストっぽい感じ。」












ミズキに言ったらキレられそうなワードナンバーワンだな。













アズール「全く問題ありませんよ。むしろそっちでお願いします。」



「しょーち。」



?「あれぇ〜?アズール、そいつ誰ぇ〜?」












奥の方から、なんか気の抜けた甘い声が聞こえてきた。


そっちの方を見ると、水色の髪に黒メッシュが入っている長身の双子がいた。


いや、もう見ただけで双子だってわかるくらい似てる。












アズール「今回の緊急寮長会議の議題だった、扉から出てきた異世界の方です。1年ですが、年齢は僕達より年上なので、そこら辺はわきまえるように。」



「ラティだよ。よろしくね。」



フロイド「ふーん。フロイドでぇす、よろしくね♡ニセスズメちゃん。」











ニセスズメ???




6話→←4話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ユノン - 更新は無理せずゆっくりでいいですよ。 (3月19日 7時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 七瀬さん» 分かりました、楽しみにしてます! (3月18日 17時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - ユノンさん» 良かったです!夜光とデュースの件、了解しました! (3月16日 19時) (レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - イラスト見ましたとても良かったです (3月12日 17時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 七瀬さん» 夜光を出して欲しいです、夜光とデュースの絡みが見てみたいです! (3月12日 16時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:七瀬 | 作成日時:2022年6月28日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。