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iw「まあ、二人に好きな相手がいることは気付いてたし。そこが両想いだとは思ってなかったけど。」
fk「佐久間に一回言われてさ〜、そこから意識してたら阿部ちゃんの方はあれ？ってなった。」
sk「両想いじゃ！？…って思ってたけど、あんま自信なかったんだよねぇ。」
ru「いやもう、どっからどう見てもバレバレだったよ！もどかしすぎて早くくっつかないかな〜って思ってたんだから。」
nb「俺目黒から恋愛相談されて、気になって観察するようにしたら目線の先阿部ちゃんだし、阿部ちゃんも目黒の方見てるし…で、気付いた。」
dt「見てたら分かるよ。さすがに二人して鈍すぎたから心配になったけど。」
六人があーだったそーだった、と話し始めると傍らで不満そうな声をあげる男が一人。
kj「みんな気付いとったん？もー、なんで言ってくれへんの？」
そう言うと、気付いていたと言った三人から一言ずつ
nb「ごめん。俺、目黒にくっつきに行く康二のこと当て馬にしか見えてなくて笑いそうだった。」
ru「康二くんすぐ顔に出そうだから、ちょっと遠慮しちゃった。」
dt「二人の問題だったから、わざわざ伝える必要も無いかなって。」
kj「もーなんなん…みんな嫌や、俺だけ仲間外れやんか…。」
そう言って椅子に体育座りをし始めた康二。ぷくっと頬をふくらませて、所々に泣き真似を入れてくるけどそれがかなり胡散臭い。
でもへそを曲げてしまったことに変わりはないからどうしようかと悩んでいると、頼りになる最年少が慰めに回ってくれた。
ru「教えなかったのはごめんね。でも今日一番緊張してたのは二人だと思うし、さっき康二くん驚いただけで「おめでとう」って言えてないでしょ？だから…ね？」
kj「そうやんな…。」
すっと立ち上がってくるっと俺たちの方に向き直した康二。目を見ると、やっぱり赤くはなっていなかった。
kj「二人ともおめでとう！」
現役高校生に甘やかされるアラサーもどうかと思うが、甘えん坊の康二だからなんだか微笑ましい。
それに、誰一人反対することなく受け入れてくれたことが一番嬉しかった。
「みんな…ありがとう。」
fk「反対なんてするわけないでしょ。あ、めめに関しては阿部ちゃんのこと泣かせたら許さないけど。」
隣でビクッと肩を揺らした彼。「肝に銘じておきます。」と少し引き攣る顔で答えていた。
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Ju(プロフ) - 玖黎さん» SNSしておられたらフォローしたいな…と思っておりました、IDが載せられないのでやはりしておられなかったんですね（;;）キリンのように首を長くして待っていたので読者として私も安心です。主さんのペースで、頑張り過ぎないで下さい。また感想綴りにきます^^ (2021年6月9日 2時) (
レス) id: daebecd63d (このIDを非表示/違反報告)
玖黎(プロフ) - Juさん» ありがとうございます、そのお言葉がとても嬉しいです！SNSをやっていない為リアルタイムで皆様の感想を聞けない分、不安もありましたが無事完結させることが出来て私もほっとしております。この先も、応援していただけると嬉しいです！ (2021年6月8日 20時) (レス) id: 02deec9f9d (このIDを非表示/違反報告)
Ju(プロフ) - コメント失礼致します。完結おめでとうございます！mmabの中で唯一待ち続け、更新中に何度も読み返し更新されては直ぐに読む！を繰り返した作品なのでとても嬉しいです。本編終了後も未だ続くと聞いて興奮が冷めません、とっても楽しみにしています！ (2021年6月8日 18時) (レス) id: daebecd63d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玖黎 | 作成日時：2021年2月7日 18時
