幼女と授業参観 ページ5
ふぅ、とひとつの溜息を零す少女の名は福沢A。
かの有名な武装探偵社社長の孫娘である。
今日は彼女が通う小学校で授業参観が行われている。
「(……こんな時に授業参観なんて……ついてない。)」
彼女が所属する武装探偵社は先日、
Aとて、探偵社の一隅。
忙しいのは判っているので、授業参観のお知らせの紙を見せるどころか言うつもりも全く無い。
なので、誰も知らないはず。
だが───
「(何で皆居るの……?)」
他の児童の保護者が見守る中、祖父を始めた探偵社の数人が何故か居る。
無論、彼女を溺愛している乱歩も居る。
「(どうしてここに居るのかは判った。
おじいちゃんや乱歩ならまだしも、太宰や敦まで来る必要無いよね……??)」
Aは頭の中でそう思いながら黒板に書かれた数字を見る。
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まっちゃ - すごく面白いです。更新待っています (2021年5月5日 21時) (レス) id: bd6a8b3525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三ノ宮凛桜 | 作成日時:2020年1月31日 1時