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#023 大量の資料 ページ23

中也とのエンカウントを終わらせ、私は今、せっせと働く凜桜を見ている。


「国木田くーん、これ何処だっけ?」

国木田「それは右の戸棚だな。」


さ、行くぞ。と云い、社に戻ろうとした二人だけど
人虎くんが降りてきて、意識が其方に行ったようだ。


「おはよ、敦くん。よく眠れた?」

敦「え?えぇ…大丈夫ですよ」

「それは善かった。」

国木田「おい、小僧。お前の所為で大わらわだ。
さっさと手を貸せ──」


人虎くんは、そのまま無言で二人の傍を通って行った。


「敦くん?」


凜桜が、そう声をかけるとピタリと止まり、こう云う。


敦「……心配いりません。これでもう探偵社は安全です。」


凜桜「……え?」
国木田「……は?」



二人は状況を飲み込めないまま、敦くんは走り去ってしまった。


でも……



太宰〈真実(ほんとう)にマフィアが、そんな提案に乗ると思っているのかねぇ?〉

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もっぴい - 自己紹介が、細かく書かれてていいなと思いました。これから、頑張ってください! (2019年8月28日 23時) (レス) id: 1e3d085ec9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:三ノ宮凛桜 | 作成日時:2019年8月28日 20時

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