#024 黒蜥蜴の襲撃 ページ24
探偵社の周辺に沢山の気配がした。
……と思ったら扉がぶっ壊されて人が雪崩込んで来た。
太宰〈おやおや…。懐かしい顔ぶれだねえ…〉
広津さんは一寸老けたかな?あ、銀ちゃんも背が高くなって凜桜の云いつけ守ってる。
太宰〈……あの子誰だ?〉
茶髪の見慣れない男の子。
マフィア時代には居なかったよね?
広津「失礼。探偵社なのに
すると、男達は一斉に襲いかかって来た。
───が。
賢治「ほいっ、と」
ひょいひょいと躱し、なぎ倒していく賢治くん
与謝野「フンっ!」
ドカッ、とヒールの高い靴で蹴り飛ばす与謝野女医。
織田作「お、っと…」
自分の異能で避けて手刀で気絶させる織田作。
「……人が塵のようだ(小声」
と、云い乍ら同じく手刀で気絶させる凜桜。
そして───
敦「……え?」
軽々と広津さんを背負い投げする国木田くん。
国木田「おお、帰ったか。」
敦「へ?」
国木田「勝手に居なくなるやつがあるか!見ての通りの散らかりようだ。片付け手伝え」
バキッと広津さんの骨が折れる。
……痛そう。
賢治「凜桜さん、この人達どうします?」
「んー……窓から棄てるのは可哀想だから
私が送っとくよ。縛っといてくれるかな?」
賢治「はい!判りました!」
マフィアの武闘派『黒蜥蜴』も、斬った張ったの荒事が得意な武装探偵社には適わなかったか……
織田作「お前だけじゃ無理だろう。俺も手伝うぞ」
「ありがと、助かるよ。」
違う、そうじゃない。
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もっぴい - 自己紹介が、細かく書かれてていいなと思いました。これから、頑張ってください! (2019年8月28日 23時) (レス) id: 1e3d085ec9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三ノ宮凛桜 | 作成日時:2019年8月28日 20時