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＃020 芥川の困惑 ページ20
《side 芥川龍之介》
先刻のは、一体何なんだ……？
人虎と闘っていると、凜桜が止めに入り、人虎と僕の異能が解かれた。
芥川｢……凜桜｣
｢なあに、芥川くん？｣
ズキン、と柄にもなく胸が痛む。
昔は『龍』と呼んでいたのに。
……否、先ずはアレの確認だ。
芥川｢貴様は最近、太宰さんを見たか？｣
それを云うと一気に表情が無くなり、低い声で｢なんで？｣と聞き返す。
芥川｢知らぬのか……｣
｢ねえ、如何して彼の人の事が出てくるの？｣
芥川｢いいや、何もあらぬ。
それより、次、相見える時にその者を渡さぬなら戦争だ。心しておけ。｣
｢……良いねえ、男の子らしくて。
でも、君達が勝てると思うかい？｣
芥川｢そんなもの、闘ってみなければ判らぬこと。……行くぞ、樋口｣
樋口｢はっ、はい！｣
暫く歩いた処で樋口が僕に聞いてきた。
樋口｢先程云っていた��太宰さん��とは……？｣
芥川｢何でも有らぬ。気にするな｣
だが、彼の人は確かに僕と刃を交わした。
どうなっているのだ……
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もっぴい - 自己紹介が、細かく書かれてていいなと思いました。これから、頑張ってください! (2019年8月28日 23時) (
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作者名：三ノ宮凛桜 | 作成日時：2019年8月28日 20時
