#016 二人の前職は? ページ16
織田作「なら俺達はどうだ?」
敦「え、織田さんに……太宰さんも?」
「私達は職場が一緒だったのだよ。」
敦「へぇ……(この二人の共通点ってあるか…?と云うより想像つかん…!)」
国木田「無駄だ小僧。武装探偵社七不思議の一つなのだ、こいつ等の前職は。」
谷崎「確か最初に中てた人に賞金が有るンでしたっけ」
太宰『あ、中島くんの顔が変わった』
彼、お金のことになると結構凄いことになるよね。無一文だから仕方ないとは思うけどさ。
敦「…ちなみに賞金って以下ほど」
織田作「参加するのか?確か──百万円じゃあなかったか?」
ガタッ、と立ち上がり二人を交互に見てから中島くんは「本当に貰えるんですね?」と云う。
「うふふ、中てられるかなあ?」
敦「
「違う」
敦「研究職」
「違う」
敦「工場労働者」
「違う」
敦「作家」
そこで織田作がピクっ、と反応した。凜桜も思い当たる節があるのか少し黙ってしまった。
敦「中りですか!?」
「ううん、全然違う♡」
敦「ええ〜…?あ、役者とか!」
織田作「全くもって違うな」
太宰『これ判ったらある意味凄くない??』
国木田「だから本当は浪人か無宿人の類だろう?」
「違うよ」
スッ、と目を細めて云う凜桜。
……多分あの時のこと思い出してるのかな?
「この件で私達は絶対に嘘はつかない。ね、織田作?」
織田作「……嗚呼」
わしゃわしゃと優しく頭を撫でる織田作と猫みたいに目を細めて笑う凜桜。
その二人のイチャつきぶり(?)に周囲の雰囲気は桃色だ。狡い、私も入れてよ←
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もっぴい - 自己紹介が、細かく書かれてていいなと思いました。これから、頑張ってください! (2019年8月28日 23時) (レス) id: 1e3d085ec9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三ノ宮凛桜 | 作成日時:2019年8月28日 20時