【あんスタ】×【A3！】いつの日か見たあの景色を、これからも。

【ALKALOID】 ページ23

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「わぁぁ、本当にありがとうございます！
一生の宝物にするゥ！」



藍良くんは色紙を抱えて
ピョンピョンと

小動物みたいに飛び跳ねた。




「おや、藍良。

その人は誰だい？」




不意に、

レッスン室に赤髪の少年が
入ってきた。




『！？』



「ヒロくんこの方も
知らないのォ！？

トップアイドル
悠凪Aだよォ！？」


「...？ごめん藍良、存じないよ。」

「えぇ、信じられない！」




だ、誰なんだろう...


今日ここの
レッスン室を使うのは

僕じゃないの...？



なんて考えていると、

ヒロくんと呼ばれた
少年の後に続いて、


二人の少年が
レッスン室に入ってきた。




「おや、Aさんじゃないですか。
お久しぶりですな。」


『っ、びっくりした...
巽くん、久しぶりだね。』



誰かと思ったら
巽くんだった。

巽くんとは何度か面識が
あって知り合いだ。



「あぁぁ！Aさぁぁん！
お久しぶりですぅぅ、
会いたかったですよぉぉ！」


急に前方から
何かが飛び出してきたと

思ったら、

マヨイくんだった。



マヨイくんは僕に抱きついて
僕の肩に顔を埋めている。




因みに、マヨイくんとも
面識がある。


夢ノ咲学院にいた頃、

よく話したりしたんだよね。



マヨイくんは何故か
僕には心を開いてくれた？
みたいで。

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