【 銀魂 】 ナルシストなんて、嫌いだ。

ナルシスト.２９ ページ30

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「んじゃ、俺は？」


『え、神威？』






口の周りにご飯粒をつけて、ごくんと喉を鳴らした神威。

顎に手を当て、唸って考えたようかな仕草を見せると
迷う余地なんてないだろ、とデコピンされた。






『…まぁ、安全そうだよね』


「そうそう、俺は食べ物しか興味無いし」




『それもそれで食べ物に負けた気がして複雑』







土方先輩とは話すことが無さすぎて気まずくなってしまいそうだし、高杉先輩は雰囲気的に危険だと本能が言ってる。



そうなると消去法で神威が残るわけだ。

喧嘩と食べ物しか目がない神威なら、特に心配することもなさそう。








『じゃあ、神威でいいや』


「は？俺で良かったの間違いでしょ」





『はい出たナルシスト』








ワクワクドキドキ。


というよりも、


ハラハラゾクゾク





逆ハーデートの幕開けだ。









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