【 銀魂 】 ナルシストなんて、嫌いだ。

ナルシスト.２８ ページ29

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『私女の子です』



「豚のな、」

『ぶっ殺すぞてめぇ!』





ああぁ、と頭を抱えてしゃがりこむ。

ただでさえひとつの空間で男女２人きりになることなんて数える程しかないのに。



こんなナルシスト達と一夜を過ごすなんてことしたらどうなるのか。

……考えただけで背筋が凍りそうだ。




かと言って、ディズニーランドへのチケットも欠かせない。








『貞操をとるべきか、夢をとるべきか……』




「行かねぇのか？ なら他のやつ誘うが、」


『行きます、行きますけどね!!』







「Aちゃん俺と一緒にしようよ」


『却下!!』






えーと駄々をこねるのは坂田先輩。

一見大人しそうに見えるけど、実は一番危険な人物だと。






「え、それ誰から聞いた？」



『あそこのアホ毛くん』



「いぇい」

「いぇいじゃないからね!?何勝手に変なこと吹き込んでんの!?」







親指で後ろをクイッと指すと、神威は真顔で顔の隣にピースを作った。








「それなら総悟がいいんじゃねぇか？


あいつ、胸のねぇやつは興味ねぇとか言ってたし」




『なるほど』




「土方さん、嘗めてもらっちゃ困りまさァ


さすがの俺だって、夜になりゃ１匹の狼ですぜィ



目の前に子豚がいりゃ、迷いもな喰っちまいやす」



『お前はどこまでも私のことを豚だと思ってるんだな!!』









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