紅一点ですが優しくされる気配がありません 2

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JM Side





JM「.......ん、......ん？」




いつの間にか眠りについていたらしい。


JM「.......あれ、ヌナ？」



机には飲みかけのお酒やお菓子がそのままになっていた。



朦朧とする意識の中、何とか思い出そうとする。



(そういやなんか、買い物行くとか言ってたような.......)




ふと時計を見ると、針は既に9時半を回ったところで、




JM「ヌナが出ていったのって.......。」





猛烈に嫌な予感がして、すぐにヒョン達に電話をかける。





JN「もしもーし！」


JM「あっ、ジニヒョン！ヌナそっち来てますか？」



JN「A？いや、来てないけど。それより聞いてよー！」




(じゃあテヒョン達のとこ？)




ペラペラ喋るジニヒョンの話を聞き流していると、



JK「ヌナがどうかしたの？」



電話の向こうからジョングクの声が聞こえてきた。



JM「ヌナがまだ帰ってきてなくて、何か知らない？」



JK「ヌナが？」




一瞬静まり返る電話。

ジョングク、と呼ぼうとした時、



JK「ホソギヒョン達のところは？」


JM「いや、まだ確認してない。」


JK「とりあえず、俺外見てきます。もしホソギヒョンたちのとこにも居なかったら俺に連絡してください。」


JM「う、うんわかった。」




いつもより声が低いジョングクに、思わずたじろいでしまう。




でも焦っていることは電話越しでもわかったから、一気に不安が押し寄せてくる。





JM「ヌナ.......どこにいるの.......。」







震える指で、ホソギヒョンへと電話を繋げた。

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