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嫌いな匂いがする。
でもどこか落ち着く匂いもする。
目を開くと、辺り一面真っ白で、その光に慣れていないせいか、目がチカチカする。
.......どこだ、ここ。
何があったか全く思い出せない。ただここがホテルじゃないことは分かる。
起き上がろうとしても、体に力が入らない。
お腹の部分が、妙に圧迫されてる気がする。
「.......あ、」
とりあえず適当に声を発してみれば、シーンとした部屋に寂しく響く。
(あー、そういや私財布盗まれたんだっけ.....そんで、えーと、あのおじさんに、お腹刺されて.....)
「ジジイどこだ！？！？！？」
おじさんから野口を取り返せていないことを思い出し、勢いよく起き上がる。
すると、左手に違和感。
「.......ん？」
妙に暖かい左手に目をやると、
「.......ジミン.......？」
血管止まるんじゃね？ってくらい強く私の手を握って、熟睡していた。
「.......え、どうしよう写真撮りたいけどスマホがない。A大ピンチ。」
しょうがないので目に焼き付けておこうと思って、ジミンの寝顔に顔を近づけてマジマジとその整った顔を見てみると、
「目、赤.......。」
寝てないのか？それとも泣いてたのか？
どちらにせよジミンの目は真っ赤になっていた。
「....これ、起こした方がいいよなぁ....。」
馬鹿な私でもだいたい状況は理解出来たので、とりあえずジミンを起こすことに。
「おーいジミンー、起きろー、可愛い可愛いあなたのヌナが目を覚ましたよー」
JM「.......ん、......ぬ、な.......。」
「グハァッ！！！そ、そう、ヌナが.....グハッ.....」
ダメだジミンの吃り声は刺激が強すぎる....！！
JM「.......え、ぬな.....？ヌナ？」
ぼーっとした顔でこちらを見るジミン。
「今目覚めました。」
ヘラヘラしながら、ひらひら手を振ってみせると、震える手で頬に手を添えてきたジミン。
「....ん？え？」
そして存在を確かめるように、ぺたぺたムニムニ私の頬を好き勝手触る。
「え？ジミン大丈夫？？」←
泣きそうな顔で笑ったかと思うと、次に目を開けた時はジミンに抱きしめられていた。
(え....なんか抱きしめられるとか初めてだからよく分かんないんだけど、とりあえずヤバいですね。)←誰
JM「うっ、よかった...ヌナっ....」
「.......」
肩に涙が落ちるのを感じたので、恐る恐るジミンの背中に手を伸ばした。
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有彩色(プロフ) - ひづるさん» え、じゃあこれからもユンギさんどんどんキャラ崩壊させていきますね！！笑コメントありがとうございます！！！ (2019年12月13日 19時) (
レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
ひづる - ジミンちゃんが、泣いてるってわかった後のユンギがキャラ崩壊しててツボった笑 (2019年10月16日 18時) (レス) id: 5fe477aae7 (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - 名無し37124号さん» 想像出来ますよね笑甲高い声で叫んでそう笑 (2019年9月16日 20時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
名無し37124号(プロフ) - ジンニムほんまにゴキブリにごま油かけたら倒せると思ってそう笑笑 (2019年9月15日 21時) (レス) id: 3dc0e5d69b (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - なーなーRMさん» 遅くなってすみません！！喜んでもらえて本当に良かったです！！！！ (2019年9月14日 23時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有彩色
| 作成日時：2019年8月29日 19時
