【BLEACH】自称"キュートアニオタ駄菓子屋店員" (ページ8)

今日:5 hit、昨日:4 hit、合計:25,955 hit

４ページ8

･

翌朝。
ガンジュを待つと言う黒崎を夜一が顔面引っ掻いて連れ出し、空鶴の家へと向かうと両手の旗持ちオブジェの家を発見した。空鶴の家に入ろうとすると、金彦と銀彦と名乗る男が現れる。斬魄刀に手を掛ける黒崎をAが制止した。

「お久しぶりっす金彦さん、銀彦さん。私です、九条Aです。こっちの猫は夜一さんです」

Aが夜一を抱えた。夜一とAの姿を見て、金彦たちは家の中へと入れてくれた。中に入っていくと、座敷の奥に空鶴が座っている。

「よう久しぶりじゃアねぇか夜一、A」
「……く……空鶴って女ァ！？」

空鶴を女だと勘違いしていた黒崎たちに気にせずAたちは挨拶をし、事の説明をすれば見張りを付けてならと受け入れてくれた。その見張り人が昨夜黒崎と乱闘を始めたガンジュだった。

「あぁ。空鶴さんの弟さんか」

ポンッと手を叩くA。また喧嘩を始めて空鶴に頭をど突かれる黒崎とガンジュを見て。

それから空鶴に連れられてある部屋に向かう。真っ黒な大きな筒。この花火台を使って瀞霊廷へ侵入する。説明をしながら"特殊硬化霊子隔壁発生装置"を使えるように地下へと連れられた。

「お前、ヘッタクソだなぁ」

黒崎以外は容易く霊力を固めるのに成功した。一向に霊力固めること出来ない黒崎にAは呆れた目で眺める。

「何でそんな出来ねぇの。クソ雑魚だから？クソ雑魚は何も出来ねぇの？クソ雑魚は大変だなぁ……」
「クソ雑魚、クソ雑魚うるせぇ！何かコツの一つでも教えろよ！」

騒ぐ黒崎にAは面倒くさ気に頭を掻きながら立ち上がって黒崎に近寄る。

「イメージだよ」

黒崎の持っていた砲弾を取り上げ、Aは片手で霊力を固めて手本を見せてから黒崎に返した。

「あとはそこの弟くんにでも聞きな」

そう言ってAはその場から消える。それから、黒崎は成功したのか。異常な霊圧を出しては固めることができた。