【BLEACH】自称"キュートアニオタ駄菓子屋店員" (ページ32)

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幕間ページ32

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110年前。
九条家という蜂家の本家でもある上流貴族がいた。蜂家とは違い、独自で処刑、暗殺を生業に貴族に成り立っただけあって九条家は尸魂界の中では異端の目を向けられていた。
然し、九条家の者たちは気にもしない。世界の為、自分たちの力で征圧するなんて素晴らしいものだと考えを持っていたから。

第14代目当主、九条旭。
最年少で当主に上り詰めた眉日淡麗の男だ。
旭が当主に上り詰めたことで、九条家は一変する。護廷隊で敵となる者を全て排除する方針へと変わった。

これを知った他所の貴族は九条家を恐れていたが、手は出すに出せなかった。
何故ならば、九条家当主、九条旭とその妹である九条Aは護廷十三隊一番隊に所属しており、圧倒的な力を持っていたからだ。

閑話休題。
Aの斬魄刀『白虎』の能力を知っている者は少ない。噂では、雷を使う能力か、傍また山本総隊長と同じ炎系の斬魄刀なのか。彼女の使う斬魄刀は謎に包まれている。

はてさて、彼女は一体何者なんだろうか。
女子高生と模して浦原商店にアルバイトで働いている。浦原や夜一と同じく追放された経歴はない。それだというのに、Aも護廷十三隊から飛ばされてしまった。仮面の軍勢友知り合いでありながら、Aも仮面持ちである。彼女も藍染の策に嵌ったのか。

真実を知っている者は101年前の者しか知らない。
残酷で見惚れるほど綺麗な話の真実を。