誰がチートにしろって言った！！続編できちゃったよ！おい！！

第７４話 ぶっちゃけ､作者も分からなくなってきた ページ29

東雲side

東雲｢なんで､勝とうとしなかったの？｣
朝比奈｢かなりストレートな質問｣

鉄は熱いうちに打てというので､愛をほったらかして､朝比奈の部屋に行く

朝比奈｢特に理由はない｡ただ､やっぱり好きだなあと思って｣
東雲｢理由になってない！！｣

駄目だ｡さっきから､何回も質問してるけど
コイツ､最終的に愛のことしか話さない！！

朝比奈｢あとさ､待永雪乃？だっけ｡そんな人知らないし､何もしてない｣
東雲｢そこは信じてた｣
朝比奈｢ってか､愛が養子とか初めて知ったし｣

お前も初耳だったのかよ

朝比奈｢ってか､呪力も術式も､使わずに殺すって､エグいな｡ボコボコにしたってことでしょ？
俺､脳筋じゃないから､そんなのできないし｣
東雲｢絵に描いたようなヒョロさのお前には､できないよな｣
朝比奈｢ヒョロいって言うな｡細いと言え｣
東雲｢あんまり､意味変わらん｣
朝比奈｢変わるわ！！｣
東雲｢って､愛が言ってた｣
朝比奈｢愛！！？｣

これはガチな話

朝比奈｢愛の術式って､ホントに｢学習｣なの？｣
東雲｢は？｣
朝比奈｢いやだってさ､愛って普通に初見の詳細知らない術式も使えちゃってるじゃん｣
東雲｢それは詳細を知る技を会得したからって｣
朝比奈｢ホントに？｣
東雲｢友情を疑いたいと？｣
朝比奈｢俺だったら､そんなチートな術式手に入れたら､嘘の弱点を言うよ｣
東雲｢愛の本当の術式は｢学習｣じゃなくて､｢模倣｣だって言いたいの？｣
朝比奈｢その方が､納得がいくことが多いってだけだよ｣

じゃあ､絶命書の内容はどうなる？
今まで愛はずっと､嘘をついてたってことになる？
神様を巻き込んだ大きな嘘
でも､嘘をつくメリットがない｡
隠し事をする意味がない

朝比奈｢それか､愛も知らなかったとか｣
東雲｢あー！もう！！考えても考えても､答えが全く出ない！！｣

どうしたらいいんだよ｡全く





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

待永雪乃(まつなが ゆきの)

･佐藤愛の実母
･加茂憲紀の母同様､側妻だった
･2歳の佐藤愛を連れて､加茂家から脱出
･佐藤愛を施設に預ける
･その後､行方不明となり､遺体で見つかる
･その他詳細は不明

第７５話 青春→←第７３話 ゆき

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す