誰がチートにしろって言った！！続編できちゃったよ！おい！！

第６５話 結局は友チョコ ページ19

東雲side

『蛍の術式は多分さ､血で武器を作ってるんだと思うよ』

『血って言っても､多分それは愛の呪力だ』

『おそらくだけど､愛の呪力を蛍の血に変換してたんじゃないのかな？』

『藤壺と戦ってるときは､愛の呪力を使えなかった｡だから､蛍の血が武器になった』

たしかに､その仮説なら､納得が行く｡
でも､武器がひとつしか作れなかった理由が､分からない.....

『愛の呪力をなるべく､借りないようにしてたんじゃないのかな｡体に支障が出ない程度の血を使って､武器を作った結果､ひとつしか作れなかった』

愛と俺は､呪術的な観点で見ると
一人の人間｡
だから､血とか呪力を共有できるのは当たり前





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東雲｢(.....あくまで､全部仮説だけど､やるしかないよね)｣

刀を作る｡いつも通りの刀だから､なんとも感じない
乙骨と呪霊に攻撃する｡
呪霊が逃げ回るから､なかなか攻撃が当たらない｡
ふたつめの武器を作ってみるか.....
おなじみの鎖で､呪霊を拘束しよう

東雲｢(いけっ！！)｣ｼﾞｬﾗ

できた！
呪霊を拘束できた！

東雲｢乙骨！一気に行くよ！！｣
乙骨｢了解！！｣

上手くいくはずだった.....

東雲｢(あれ？頭がフラフラする)｣

どうして？

鎖が緩んでしまった｡
動けない俺は呪霊の攻撃対象以外の何物でもない

東雲｢(.....やらかした)｣

やっぱり､愛が居ないと､弱いのかな

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