過去編 第九話 ページ10
青峰side
ストバスに来ていた俺はなんか変にバスケに集中できなくてすぐ切り上げて帰ってきた。
帰り道の途中Aらしき人影を見掛けたから声をかけようとしたら
盛大に転けてた。←
あんな転け方するのはAしかいねぇ。
ダッシュで向かおうと思ったら
綺麗な赤い髪の毛をなびかせた同じくらいの男子に支えられてた。
格好はすっげー難しい学校の制服。
そいつとAが楽しそうに話していた。
スッゲー腹立ったしモヤモヤした。
すると赤髪男子はこっちに歩いてきた。
「…イケメン…だな…」
いい感じに整った顔立ちをしていた赤髪少年は止めてあった車に乗り込んだ。
…車！？←
そんな事よりもAのところに駆け寄った。
「A!!」
「…だ、大ちゃん…!!」
無駄に目をキラキラさせてこっちを見てくるA。
くっ、可愛いとか思ってねぇからな！←
「私…王子様見ちゃった…!!
王子様見つけちゃった…!!」
頭ん中が真っ白になった。
Aの口で、他の男子の事を話して欲しくねぇ。
Aのその見たことのない表情が、あの赤髪少年に向けてと知った瞬間怒りや黒いモヤモヤが込み上げてきた。
「…そーかよ。」
「え、ちょっと大ちゃん！！待ってよ！！」
イライラする。
スッゲーイライラする。
「うっせーな！！着いてくんなよ！！邪魔くせぇっ！！！」
言った後にハッとした。
俺は、今、Aに、何て言った？
「あ、ご、ごめん。そーいうつもりじゃなくてな…」
スッゲー悲しそうな顔してこっちを見んな。
「ご、ごめんね大ちゃん…。
そうだよね…男の子だもんね…女子と二人で歩くの…嫌だよ…ね…。」
俺はどうすれば良かったんだ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 321人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
【黒バス】俺とさつきの幼馴染みは中学生になってもイタズラを仕掛けて来るんだが...
子供が出来てから奥さんが自分にかまってくれなくなった(ような気がしている)ので... 【キセキ】チート系男子と自由系女子【赤司征十郎】修正中もっと見る
「黒子のバスケ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒伸 - 青峰の最初の消しゴムのイタズラに めっちゃ吹きました(´∀`) 何回も思い出しては笑い思い出しては笑いを繰り返しました。 とても面白かったです！('∀^)♭ｸﾞｯ (2015年11月16日 22時) (
レス) id: 38d6999c06 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 赤司と青峰のカッコよさがめっちゃ伝わってきます！読みながらキュン死してます！笑 更新頑張ってくださいね！続きが楽しみです！ (2015年2月10日 16時) (レス) id: c3e470bad2 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ひなた(プロフ) - 前言撤回です！ 青峰君カッコ良すぎです！！ これからもめっちゃ楽しみです！！ (2015年2月8日 23時) (レス) id: 5fd307d457 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ひなた(プロフ) - めっちゃオモロイですね〜！吹き出してしまいました！これからもファイツです！ (2015年2月8日 14時) (レス) id: 5fd307d457 (このIDを非表示/違反報告)
ミクリア(プロフ) - すごく面白いです！いつも爆笑してます！更新頑張ってください！ (2015年2月7日 18時) (レス) id: 555652b2c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：恋＠眼鏡 | 作者ホームページ：http://sukinaharahasakuradeui
作成日時：2014年7月18日 22時
