【黒バス】俺とさつきの幼馴染みは二学期に入るとイタズラが落ち着いた代わりに恋患いになったらしい。【中学生編】

過去編 第七十話 ページ25

｢っ……たく、お前はまた窓からとかよ……。｣

｢その点に関しては大変反省しております。｣


大ちゃんの部屋で説教なう。なAちゃんだよ！


｢あぶねぇだろ。俺らももう中学生なんだから下手したら屋根がバキっていくかもしれねぇだろ。｣

｢……ほー、ほー、つまり大ちゃんは私のことをデブって言いたいわけか成程。
最近の家がそう簡単に屋根抜けることないのわかってていうって事はつまりそう言いたいわけだな？あ゛？こら。｣

｢え？……あ、いや、これは言葉の綾で……。｣

｢問答無用だコラ。｣


すごくいい笑顔で拳を握締めれてる気がするよ。Aちゃん。

やだ私こわーい。(棒)


｢やめろ、まて、早まるな！！｣

｢うるせぇ！歯ぁ食いしばれ！！！｣


うおっ！！と叫んだ後に避けられる私の拳。

空を切った手はそのままベッドに倒れ込む。


｢ぶへっ！！｣

｢色気の欠片もねぇ声だなおい。｣

「うるせぇ。」


起き上がろうとした瞬間バフッと布団をかけられる。

え、え、何事。


「急に何すんのさ！？」

「ばっかお前、ぱ、ぱぱ、パ！！！」


顔を真っ赤にしながら私の足の付け根あたりを指差す。


「パンツ見えてんだよ！！！見苦しいもんみせんな！！！」

「誰のパンツが見苦しいんじゃボケ！！！」

「年頃の男女がそんな、そんな、いいと思ってんのか！？」

「お前は何言ってんの！？」


動揺してる大ちゃん。

ふと自分の部屋の窓を見ると、そこには凄く切なげな、だけどどことなく自分を嘲笑うかのような悲しげな笑みをした悠くんが佇んでいて

すぐにカーテンを閉めてどこかへ行ってしまった。

＿＿＿＿＿＿
もし悠くんの詳しい設定欲しいよって方いらっしゃいましたらコメントお願い致します。

私の中での佐々木 悠 という人物像を載せたいと思います。

追記2017/7/17
作者Twitter始めました。
@Koi_megane で検索すると出てくると思います。
更新のお知らせや、何気ない日常、没ネタや思いつき単発ネタなど上げてこうと思います。
よろしくおねがいします。

過去編 第七十二話→←過去編 第六十九話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す