過去編 第六十七話 ページ22
「ねー、悠くん。」
「煩い。早くその問題を解け。」
「呼んだだけなのに酷い言われよう!!」
どうもー、ひっさしぶり!
みんなのアイドル☆スーパープリティーミラクルガールの藤河 Aだよ☆←
今?今はねー、お勉強の真っ只中。
強制的にだよ!?酷い!!
「ねー、ねー。」
「…。」
「あれ!?無視!?無視なのかな!?」
いくら呼び掛けても返事のない悠くん。
怒るよ。(憤怒)
いやぁーん何て言ってると凄い目でこちらを見て来る悠くん。
その視線、痛い。やめて。刺さって死んじゃう←
「悠くんはさー…好きな人とか居ないのー?」
「何故そんな事を聞く?」
「え?何となく。
いやぁ、悠くんも年頃の男の子だしー?いるのかなー?って。」
そう言ってニヤニヤしながら頬杖をついて見ていると全く同じ体制をしてこちらを見て来る悠くん。
ヤダイッケメン(棒)
「気になるのか?」
「悠くん、勉強道具が散らばってるこんな状況でそんな色っぽく笑われても、何もときめかないよ?
ましてや相手が私とか…ね?」
死んだ目をしながら見つめ返す私。
そんな風に笑われて気が付かないような鈍感な私じゃない。
いや、世では鈍感と言われる私だけどこんな風に笑われて気が付かない程、夢小説の主人公にありがちな美人系な超鈍感じゃない。
いや、美人系でも無いから全否定か。辛。
「何だ?ムードを作って言って欲しいのか?」
「いやいやいや!!そういうわけじゃないんだけど!!
つーか、ぶっちゃけね、どういう対応すればいいかわからずめちゃくちゃ動揺してんだけど?私!!」
「…だろうな。まだ、言わない。
ただ…」
「ふぉう!?」
ドサッと押し倒される。
床だから痛いわバカタレ。
バカタレ!!←
「Aの事を、昔からずっと、そういう対象に見てる事は覚えていてくれ。」
それ、この状態で言うことじゃ無いと思うの私だけ?
その妖艶な微笑みに思わず背筋がゾクッとしたのであった。
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桜餅 - ここからあの夫婦が生まれるのか〜や、青峰や黒子、悠くんにも報われてほしい!と思いながら、楽しく読ませていただいております。これからもがんばってください! (2017年11月10日 17時) (レス) id: 267b829f9d (このIDを非表示/違反報告)
赤司こりん(プロフ) - 最初はやっぱり赤司だなーとか思ってたけど、途中から悠くんも好きになっちゃったかも!優しいよ!悠くん! (2017年7月26日 22時) (レス) id: 58d37ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
如月茉莉(マリー(プロフ) - 地獄の鬼ごっこで盛大に吹きましたww紙を開くと同時にスタートの体制が整う夢主氏w折れない点では最強ですねw (2016年1月5日 19時) (レス) id: d1eee0d328 (このIDを非表示/違反報告)
征彰十 - すごく面白いですね!赤司のイタズラしたあとの反応が楽しみで仕方ないですw w 最新がんばってください! (2015年6月24日 23時) (レス) id: 8fea7687c0 (このIDを非表示/違反報告)
°*リンゴ*° - 個人的な意見なので無視してくださっても全然構わないんですが…テスト前にキセキと黒子と桃井ちゃんと夢主で赤司くんの家で勉強会をしていて、赤司くんがなんらかの理由で部屋を出ていったときにみんなで赤司くんにイタズラを仕掛ける様子が見たいなって思いました…!! (2015年3月24日 20時) (レス) id: 14775187b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:恋@眼鏡 | 作者ホームページ:http://sukinaharahasakuradeui
作成日時:2015年2月26日 23時