【 歌い手 】点 P は 動 か な い 【 男主 】

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キヨにおぶられたまま俺はタクシーに乗り最俺ハウスへ。

タクシーの中涼しいな…風邪引きそ

そこ数分でハウスへ到着

そこにフジもいた

「大丈夫だったの！？」

「ちょっと体にいいもん買ってくるから、フジ見ててよ」

「えっ、ちょ…わ、わかった」

俺の腕をフジの肩に回し、いつも実写を撮っているソファまで連れてこられた

キヨはすぐに買い物に行ったらしい

フジもドタバタと忙しそう。

「保冷剤！ちょっと冷やすからな！？」

タオルに巻いた保冷剤を首元や脇の下に入れてくれる
…神かよ

『…俺多分熱中症ではないと思うねんけど…』

「それでも3日飲まず食わず！暑いとこに居たら流石に冷やさないとダメなんだって！」

と、床を叩きながら怒るフジ
…いやぁ、愛されてるぅ…



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「少し回復したなお前」

『ほんまに…ほんまにありがとキヨ、フジ…』

「配信してなかったら行かなかったかも」

「俺連絡しても返事かえってこねぇし…馬鹿野郎」

なんて、俺も少し回復し買ってきてくれたうどんを食べている
背中をキヨから蹴られたがどうってことない

クーラーってこんな涼しいんかって改めて実感

「Aの家のクーラーが直るまでどうする？」

「俺ん家泊める。で、まふまふとか坂田呼んで遊ぶ」

『最高かよ』

「Aすっかり元気じゃん…」

なんて会話をするが俺はひとつ忘れている

寝るということを。

『キヨの家に帰ったらまず寝させて』

「…遠慮っていう言葉知んねぇのお前…？」

『寝るくらいさせてくれたっていいだろぉ！？』

「自腹でうどん買って食わせてやってんのにまだ強請るかこの野郎！！！」

『人間は寝るんだよ！！！3日も寝れてねぇんだよ！！寝させてくださいほんまにお願いします』

「めっちゃ下手に出たwww」

「…しょーがねぇなぁ」

『…ほんま？まじ歌い手さんの次にあいしてる』

「ぶっ殺すぞ」

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