特別編 カラ松の看病 ページ22
カラ松「へっくしゅ!」
A「大丈夫!?」
カラ松「あぁ。平k……へっくしょん!」
A「風邪?」
カラ松「い、いや。そんなことは無い。今は花粉の季節だからな!花粉症かもな?」
A「……熱あるじゃん!声も鼻声だし!」
私はカラ松兄さんの前髪をどけて私の額をくっつけて確かめた。
カラ松「…/////へぇっ!?」
A「あ、もっと熱上がった!」
A「さては昨日の雨でしょ!」
カラ松「でもその後風呂に入ってあったまったぞ?……」
A「カラ松兄さんがみんなにシャワーの順番譲って1番最後になったからでしょ?その時に冷やしちゃったんだよ。」
カラ松「あぁ。そうか。だからクラクラするんだな。」
A「無理してんならいいなよ。ほら!おかゆ持ってくから上で寝てて!」
カラ松「悪いな……。」
カラ松兄さんはふわふわの卵入り粥が好きだったな……
A「出来たよー。」
カラ松「ありがとう。」
A「一人で食べる?」
カラ松「あぁ。これ以上Aに迷惑かけられないからな。」
そう言って私からお粥の入った器を受け取り、食べようとした。
カラ松「あっ……」
意識が朦朧としているようで手があまり上手く扱えないようで蓮華を落としてしまった。
A「もう!無理しないでって!」
私は予備のレンゲを使い、私が食べさせるようにいった。
A「ふぅ、ふぅ。はい、食べれそう?」
カラ松「モグモグ)……うまいな。」
そう言ってカラ松兄さんはお粥を食べた。
完食してくれたようでよかった。
辛そうだったからそのあと薬を飲ませ、寝かせた。
その間にも汗を拭き、カラ松兄さんの体を冷ました。
カラ松「あ、A。ずっと看病してくれてたのか?」
A「うん。もう体調は大丈夫?」
カラ松「だいぶ良くなった。ありがとうな。」
A「カラ松兄さんの大好物の梨切ってきたよ。」
カラ松「……梨!」
梨を見せるとカラ松兄さんは子供のような無邪気ない笑顔を見せた。
A「ふふ、嬉しそうだね。」
カラ松「い、いいのか?俺だけ食べてしまって。」
A「うん。兄さん達も今はいないしいいんじゃない?」
私はカラ松兄さんに梨を食べさせた。
カラ松「美味い…。」
その後カラ松兄さんは全回復した。
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猫シグ - こーゆー兄が欲しかった・・・私一人っ子なのよ・・・ (2019年7月17日 20時) (レス) id: 2553d8a9dd (このIDを非表示/違反報告)
スズメバチ(プロフ) - ありがとうございます(´;ω;`) (2019年7月10日 20時) (レス) id: e8374f5ec6 (このIDを非表示/違反報告)
猫好きの一松ファン - 最高です! (2019年7月10日 15時) (レス) id: 2553d8a9dd (このIDを非表示/違反報告)
あかり - ていうか一松可愛い過ぎ (2019年7月9日 22時) (レス) id: c155807929 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - いちまつってからまつのことは兄さんって呼ばずにクソ松って呼んでるはずなのに兄さんって呼んでるから直しといたほうがいいよ (2019年7月9日 22時) (レス) id: c155807929 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スズメバチ | 作成日時:2018年8月25日 16時