巻き込まれたくない俺が孤高な悪役目指したら教師になってた話する？

SUMMER DAYS ページ37

なんか物凄い悪夢を見たような気がするが無事に合唱祭は幕を閉じた

あの後から少しクラスの生徒達との関係が柔らかくなったような気がする。

やめてくれ！！そのままの君たちでいてくれ(切実)
ただでさえなんか悪役要素が無くなってきてるのに
と微妙な毎日が続き夏休みに入った

しかし生徒会に休みはないためいつも通り掃除をした後仕事をしていた

…仕事していたはずだった

gr「夏休みの後半A先生含めたみんなで海に行きませんか？」
ut「いいっすね〜」
kn「海か！ええなぁ！」
『俺は仕事があるから無理だ』

いきなり何言い出すんだこのぐるなんちゃらは

グルッペンは1年生だし一応生徒会での仕事の時は敬語なんだが未だになんか違和感が拭えない

gr「しかし次の体育祭と文化祭の仕事は終わってるはずですよね？他のクラスマッチも担当の仕事決めてましたし、それに仕事があるにしても2日、3日なら大丈夫な量のはずですよね？先生？」

な ぜ 知 っ て い る

『俺にも用事があるんだ』

これはヒロインと行けよなんで俺を巻きこむ
やっぱあれか？ヒロインいる所に悪役ありってか？？

gr「どーしてもダメですか？」

ｳﾞｯ美少年の上目遣い…ダメだいくら年下に甘いとはいえ今回ばかりは絶対何か起きるし巻き込まれる断れ俺

『し、しかし』

tn「グルさんあんまし先生困らせたらあかんよ」
os「そうやで、先生にとっては2日3日も貴重な時間なんやろうし」

…めっちゃ気まづい
なんなんだよ俺いて意味あるかよ悪役やぞこちとら
だが例の件もあるし生徒たちだけとは少し不安だ

『…付き添いだからな』

gr「そ、それって」
『2度も言わすな、お前達が何かしでかさないかの監視だ』

os「素直やないんやなぁ」

物凄く含み笑いをするオスマンは無視

kn「やったぁ！先生も行くんやな！よっし鬱！ウメ！はっちゃけんぞぉー！！！」

『度が過ぎたら強制送還だからな』

kn「大丈夫っすよ〜そんなことありませんって！」
ut「やったビキニお姉さんナンパできる」
um「先生こいつです」
『鬱は出禁と』
ut「ちゃ、ちゃいますやん先生」

なら問題発言するな

「みんな元気ですね〜自分たちの時はこうゆうの無かったので楽しみです」
「そうですね、楽しい思い出になりそうです」

現生徒会長や副会長などの二、三年生も乗り気のようだ



こりゃあ教師としてちゃんとこの青春を守らなきゃな

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