もしかして? ページ3
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「桜川さーん」
桜「…」
あれから、何度話しかけても無視ばっかり
「ねえ、なんで無視するの?」
桜「…話すことなんてないから」
おいおい自己中発言かよ
なんて思うけどやっぱり、なんか気になるんだよね
あんなに可愛いのに、なんで学校ではこんなにも地味な格好してんのかとか
この間はなんで泣いてたのかとか
…ま、聞いたって答えてくれるわけないけど
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・
「〜♪」
陽気に鼻歌を歌いながら廊下を歩く昼休み
すると、空き室から何やら声が聞こえる
悪趣味とかじゃないけど、ちょっと聞いてみる
桜「…学校はちゃんと行きたいです」
…桜川さんだ
電話…してんのか?
桜「えっ、、今からですか!?無理です!その撮影断っといてください!」
撮影?
え、待ってどゆこと??
桜「…周りに疑われます。流石にそれは」
「……」
桜「…もうわかりました。行きます。迎えきてくださいね」
行くって…どこに?
今から撮影って……どゆこと!?
すると、ガラッと開けられる扉
桜「……」
「……あっ…えと…」
軽蔑してるような顔をされる
桜「…聞いた…?」
「……聞こえ…ましたすいません」
俺がそう言うと、一つため息をつく桜川さん
桜「まあ…成宮君には関係ないからいいや」
ん??
「え、ちょっと待って!…流石に勘づくよ??撮影とか…迎えとかってなったら」
桜「…」
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作者名:ミライ | 作成日時:2017年11月24日 0時