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「やめろ」と黄瀬の制止の声を無視してベラベラと全てを語った灰崎くんは、ちらりと私の方を見て絶望しきった私の顔を見ると、満足したかのように階段を下りていった。


知られてしまった。火神と氷室くんと、出会ったばかりの女の人に。

今の話を聞いて、どう思っているのだろうか。気持ち悪い、とか所詮そんな女だったのか、とか思っているのだろうか。



心がどんどん黒く染まっていく。

そんな私の考えを察知したのか、黄瀬が安心させるように私の手をぎゅっと強く握った。


あぁもう、本当どうしようもなく_____




「Aっち、大丈夫っスよ」

「……最低だなアイツ。湖橙、辛かったろ」

「A、今までよく頑張ったね」

「日本にもああいう奴が居るんだな、虫唾が走るぜ」




それぞれ、私に声を掛けてくれる。そんな彼らに心が浄化されていくようにぽかぽかとしてくる。

人の優しさってこんなに暖かいものだっけ。




「Aっち、勝ちに行こう」

『うん』




三人にお礼を言うと、黄瀬と一緒に会場へ戻る。
灰崎くんに殴られて腫れてしまった頬は、試合が始まる前に選手用の湿布を監督からもらった。


戻った後、笠松先輩に「遅い」とシバかれたのはここだけの話。

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設定タグ:黒子のバスケ , 黄瀬涼太 , 海常高校   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - らてさん» とても素敵なコメントありがとうございます!他のメンバーのお話も考えております。ご期待に応えられるか分かりませんが頑張ります!ありがとうございます!! (2023年1月24日 7時) (レス) id: edf0169bda (このIDを非表示/違反報告)
らて(プロフ) - とっても面白いしドキドキしました。黄瀬くんも他の黒バスメンバーももっと大好きになりました。素敵な時間をありがとうございました!!!続編や他のメンバーのお話もぜひ見たいです、無理せず頑張ってください、応援してます! (2023年1月8日 0時) (レス) @page47 id: f9f6bd1b23 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みかんさん» そんなこと言ってもらえるなんて嬉しいです( ¨̮ )ありがとうございます!!! (2022年6月24日 8時) (レス) id: edf0169bda (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 涼太大好き!!!私元々黄瀬君のこそ好きでしたけどこの作品読んでもっと好きになりました!頑張ってください! (2022年6月23日 21時) (レス) id: 1980a86d42 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みかんさん» わー!ありがとうございます!!涼太ぁぁ! (2022年6月22日 23時) (レス) id: edf0169bda (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年12月4日 22時

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