回復 ページ35
Aside
辺りの狼はトド松にほとんど倒され、何事も無かったかのようになっていた
「さて、そこの彼の回復をしないとね」
懐から小さな透明な液体が入った小瓶を取り出した
「何?俺を毒殺して逆に楽にするつもり?」
「それサイコパスの考えることだよね?そんなことを堂々とやろうとしたらそれこそ馬鹿だよね?」
「…いつの間にか毒舌なんだけど?」
「あはは…トド松って小さい頃からギスギス言ってくるからキツイんだよね」
昔、作法のレッスンの受け持ちはほとんどトド松が講師をしていたけどこれがなかなかなもので…
気づけば心に矢がグサグサ刺さってたわ
「はい、口開けてー」
「いやその薬どう見ても…んぐっ!」
口を開けてくれたのでは無く、客観的に見ると強引に口に突っ込んでいるようにしか見えない
だからトド松はドライメンって言われるんだよ
「…プパっ!な、何して…アレ?」
「あ、傷が癒えてる」
狼に噛まれた深い傷はいつの間に消えていて、先程までの怪我がなかったかのようになっていた
トド松は鼻を鳴らしドヤ顔を決めていた
「トド松特性の治癒液!一回5000円ね」
「高っ!てか金取るのかよ」
「当たり前でしょ?この液体作るのにどれくらいの苦労があったか…」
アレ絶対嘘だわ、アカーツカ王国の秘密レシピから抜き出したやつだよね?
アカーツカ王国の研究所から取ったやつですよね?
「トド松、胸を張るのはいいけど事実を言おうね?」
「あ、流石に姫にはバレてるか」
・
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アカサキ(プロフ) - 雪華さん» すいません。私はあまり鋼錬についての知識がないのでございます。なので作成することは今回は出来ません。ですが、この評判のない小説を見て頂いてありがとうございます。今後、何か悪い所があると思いますが暖かく見守っていただければ幸いです。 (2018年12月2日 15時) (レス) id: 676346443e (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?おそ松さんのキャラ×18歳のメイ・チャンの恋愛短編集を作って貰いますかな?メイ・チャンはペットの子パンダのシャオメイと一緒で長男のグリードと次男のエンヴィーの妹を設定で (2018年12月2日 15時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アカサキ | 作成日時:2018年11月11日 22時