導きの七光り〜第1章〜

猫？ ページ4

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男達も聞こえたのか後ろを振り返る

しかしそこには…









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「…にゃぁ〜」






青い瞳の白猫がちょこんと座っているだけだった

まるで傍聴するかのようにこちらを見ている









「なんだ、猫かよ」

「ほっとこうぜ、まぁとにかく早く____」










一人の男が急にピタリと静止した

みるみると顔が青ざめていくのはどういうことなのだろうか？










「_____うるさい、街の真ん中でガヤガヤしないでくんない？」










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男の背後を見ると、黒いフードの人物が何かを首に当てている

見るからにきらりと光るピストル銃だが…









「同じことやってみる？今、そいつにやろうとしてる事？」

「ヒッ……！！」

「なぁ、コイツやばいよ！逃げた方が…」









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「そこまで」









ひとつの声とたくさんの足音

どうやら国の兵士が来たようだ









「おまえ達、指名手配犯だな？」

「…っ！」

「只今より我らアカーツカ王国兵団が責任を持ち身柄を引き取る」

「城まで来てもらおうか？」









指名手配犯の周りはいつの間にか、たくさんの兵に剣を向けられていた

女も解放をされその場に立ちつくしていた










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