らぶみー、義勇さん( 弐 )

肆 ページ4

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隠の方々の到着後、傷の手当てと蝶屋敷への搬送。義勇さんは私が童磨の中にいる間にかなりの傷を負っていた。




義勇「A.....」

「先に蝶屋敷に行ってて下さい。傷の手当てが最優先ですから！！」



私は傷一つしてなかった為、手の回らない箇所に応援をしに行こうと思っていたのに、義勇さんが子犬みたいな顔して「一緒に」なんて言うから断れないじゃんか！！！！！！





「義勇さん、すぐに行きますから、ね？」

義勇「........お前が来ないなら俺も行かない」

「駄目ですって！！怪我してるんですから！！」

義勇「............一緒に来てくれないのか」

「ン"ン"〜〜〜〜〜〜！！分かりました、行きますから！！！」





可愛さのあまり悶えるわ。怪我すると義勇さんこんな甘えん坊になるの！？何それ！！可愛すぎかよ！！好き！！！



「大丈夫ですか」



義勇さんと共に蝶屋敷へ。時折、苦しそうな声を漏らすから心配になる。



しのぶ「そちらに寝かして下さい」


しのぶさんも多少傷を負っているものの、ピンピンしている。カナヲちゃんの手伝いもあって、徐々に治療が進んでいく。




しのぶ「あとは安静に」

「ありがとうございます」




布団に寝転んだまま一言も発しない義勇さん。しのぶさんは忙しそうに他の隊士の元へ。





義勇「......ここに居てくれるか」

「はい！もちろんです！」




あああ！！！可愛い！！！！！！無理！！！




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