なな ページ7
にむらはあの後、用事を思い出したとかなんとかでそそくさと帰っていった。
『什造さん、否定しなくて良かったんですか?』
『勘違いされちゃいましたよ?たぶん。』
什『僕は別にいいです。勘違いされても。』
自分の意志とは反対に、頬が赤くなるのを感じる。
『……そ、うですか。』
ふと、手に柔らかい感覚と温もりを感じる。
『什造さん?』
什『さんはいらないです。まだまだスイーツ巡りしますよ〜。』
呼び捨てでいいって事だよね?
こんな私めがそんな尊いお名前口にしていいのだろうか!!!
それこそギルティーなのではっ!!!!
『じゅう、ぞう。』
試しに呼んでみる。
什『どうしました?』
『ふふっ、なんでもないです。』
だめだ……心臓、鷲掴みにされた気分。
私はこの感情の正体をまだ知らない。
15人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玲 - 感動しました!また什造と夢主のラブな小説書いてください!お願いします! (2018年12月31日 22時) (レス) id: 822ab5d9da (このIDを非表示/違反報告)
ronD(プロフ) - 舞歌☆さん» ほんとですか……!什造くんの可愛いさが伝えられてたならよかったですー!ありがとうございます!頑張ります! (2017年7月15日 19時) (レス) id: 666cc6275c (このIDを非表示/違反報告)
舞歌☆(プロフ) - ronDさんの書く鈴屋さんが可愛すぎて読んでてすっごくほんわかします!更新、応援してます! (2017年7月15日 19時) (レス) id: fae31f8c14 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ronD | 作成日時:2017年7月13日 22時