よん ページ4
什『A〜。見回り行くですよ〜。』
『はーい!白目さんも来るんですかー?』
什『白目さんって誰ですー?……あぁ!半兵衛ですか?』
『あの人半兵衛って言うんですか?………………っふ…。』
什『半兵衛は別のお仕事ですー。』
『ほかの皆さんは?』
什『皆お仕事が溜まってるそうです。』
『ほぉ。』
と、いうことは!?!?!!
鈴屋さんとふたりきり!?
什『ふたりきりは嫌です〜?』
『いや!!そんなわけはないでしょう!!!うぇるかむ!!』
什『そですかー。什造でいいですよ。』
『じゃ、什造さんって呼びます!』
ふぉ、什造さん呼び!!!うれしや!!!!!
『…………什造さん。』
什『どうしたです?』
『血の匂いがします。』
什『喰種ですかねー?』
『ふふっ、楽しみですねぇ……。』
……
……
血の匂いの方に足を進める。
ピチャ
『血、ですか。』
前方に目を向けると女性を喰う喰種。
『ひぇぇ、グロッキー。』
ケタケタと笑いながら言うと、こちらに気づいてゆっくりと振り返る喰種。
什『Sレートと言ったところでしょうか。A、気をつけてくださいね〜。』
『ほーい。任せてくださーい。』
喰種は尾赫をゆらゆらと漂わせる。
鋭くなった尾赫が私を目がけて飛んでくる。
『よろしくねー。ヤツメー。』
私のクインケ_ヤツメを出す。
ヤツメは鎌形のクインケだ。
Rc値は…………覚えてないな。
『喰種さぁん!この子は強いよぉぉ!!』
クインケを撫でながら空中で叫ぶ。
思い切り振り下ろしたが、かわされてしまった。
喰『おセぇな』
いやぁ、そんなこと言われたらねぇ?
『これが本気だと思ったか?』
喰種が苦い顔をした瞬間、背後に回り込む。
喰『くっ……』
目が合う。
『こんにちはっ♡』
完全に振り返る前に首を落とす。
『わぁい。什造さーん!終わりましたよぉぉ!』
什造さんに向かって両腕を思い切り開きながら言う。
え?抱きつく気満々ですが何か?
什『良くやったですA!』
什造さんの胸に飛び込むとぎゅっと抱き締め返してくれる。
うわぁ、やば。
好きだ。
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玲 - 感動しました!また什造と夢主のラブな小説書いてください!お願いします! (2018年12月31日 22時) (レス) id: 822ab5d9da (このIDを非表示/違反報告)
ronD(プロフ) - 舞歌☆さん» ほんとですか……!什造くんの可愛いさが伝えられてたならよかったですー!ありがとうございます!頑張ります! (2017年7月15日 19時) (レス) id: 666cc6275c (このIDを非表示/違反報告)
舞歌☆(プロフ) - ronDさんの書く鈴屋さんが可愛すぎて読んでてすっごくほんわかします!更新、応援してます! (2017年7月15日 19時) (レス) id: fae31f8c14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ronD | 作成日時:2017年7月13日 22時