推し25 ページ28
「やだぁ〜おじさんみたいな奴にクソアマとか言われても」
「毛ほども嬉しくないんですけど？」
__________異能力 "間憂の扉"____________
淡い碧緑色の文字の羅列が円状になって周りを取り囲む
「い....異能力者か！！」
「おじさん、あなたたちが吸ってる"いつも"の粉の在り処....教えてくれたら命だけは助けてあげる」
「教えるわけがないだろう！！さっさとくたばれ！！！」
そう言って彼は銃を乱射してくる
「そっか....残念」
私が手を前に突き出すと、弾はひとつも当たることなく黒い空洞に吸い込まれた
「なんだ...なんで......」
「まあ、在り処言ってくれたら腕だけで勘弁してあげる」
「こ...ここから東の工場跡地！！そこで俺らはいつも取り引きをしている！！！」
喘ぐように絞り出される声
「なんの工場？」
「たしか....火薬を製造していたらしい、言ったぞ！！言ったから命だけは！！」
「うん、ありがとう」
シュンッ
途端、男の後ろに黒い空洞が姿を現し
先程撃たれた無数の銃弾が、男の体を貫いた
「うっわ....殺したのか.....」
今までただの大学生で、人を殺したことなんてもちろんなかった
なかなか冷静でいれるようだ、恐ろしくもないし、ましてや罪悪感さえない....
人を殺しても傷つかない自分が少し嫌になった
「まあ...盗聴器つけてたから場所はわかってたけど、一応保険にね」
初めの偵察に来た時、下でたむろしていたチンピラたちに異能力で盗聴器をつけていた
もちろんチンピラ共は片付けた
「ここから東の火薬生産工場....まさか！！！」
◇
「その工場、爆発後だったようで、中から数人の死体を見つけました。取引先の麻薬業者かと」
「なるほどね」
執務室で森さんに報告をする
「....工場を爆発したのは、森さん、あなたですよね？」
私がそういうと、森さんは少し微笑んで「何故そう思うのかね」と問うてきた
「私が着いた時には工場は既に爆発済み、火薬生産工場だったが既に跡地のため、そこに火薬や爆弾がある訳がありません」
「それに、死体には銃殺の跡、加えてそこの工場はポートマフィアの縄張り」
「あなたは麻薬業者の居場所をわかった上で私にこの仕事を押し付けた、中也ちゃんに頼んで...
違いますか？」
そういうと森さんは嬉しそうに笑って
「ちょっとした試験だよ」と意地悪く言った
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華瞑 - 何ですか？神ですか？神ですね！！！ (2022年9月18日 14時) (
レス) @page25 id: 3fba41ba46 (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(プロフ) - 凄い面白い作品ですね！私も中也推し☆絵、スッゴク上手ですね！！！！文ストの絵だけを書く作品をどうか作ってください！？絶対見るので！お願いします！無理でもいいんですけど！でも！ホウ酸様の書いた絵をもっと見たいんです！お願いします！！！！ (2021年12月15日 7時) (レス) @page25 id: 563f93d61f (このIDを非表示/違反報告)
桜奈(プロフ) - あああああぁぁぁ!!!!!!!!僕今1番最初の夢主ちゃんと同じ状況だ！wwwもう好きです…ありがとうございます… (2021年9月5日 21時) (レス) id: dc83ff49fd (このIDを非表示/違反報告)
人生楽しんだもん勝ち - めっちゃ好きです応援してマス！、絵が………うますぎませんか？！ (2021年7月27日 23時) (レス) id: 0301fd6d5d (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - hurumineaさん» うっっっわーーーーーー！！！！！！！！！！！！ありがとうございますぅううううう(((更新くそ遅いですけどよろしくお願いします！！ (2021年3月13日 22時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホウ酸 | 作成日時：2020年4月29日 9時
