身長が低くても！マフィアでも！！愛すべし！！！！【中原中也】

推し24 ページ27

潮風で錆びたコンテナの上を歩く




「....こんにちは〜」



いや、敵陣地に突撃するのに挨拶なんていらないだと？？


チッチッチッ((

ダメだなお前は、こういう時こその挨拶ってもんだろ？？



クズな奴にも礼儀ありってやつさ！！





「あぁ〜ん？こんなことろに子猫ちゃん一人でなぁんのようだい？？」

「み...道に迷ってしまって....」

「そうかそうかぁ、だがここに迷い込んだのがもう運の尽きってもんだぁ、楽しいこと....しようぜ？」




手前...そのセリフはな




中也ちゃんとか太宰さんとかが言うからかっこよくなるのであって、




貴様らモブ男がブヒブヒ言っていいセリフじゃねぇんだよ！！出直してこい！オタク舐めんな！！((





「ひっ.....いや....」



我ながらに上手くね？って感じの演技で声を出す




もちろん今日のために、わざわざ服まで新しいものを調達してきたのだ


普通の町娘らしい、可愛らしい服を...中也ちゃんに選んでもらったのだ！！！！！




この服汚したらキ〇タマ引きちぎる((






「ぐへへへ、じゃあさっそくぅ」

「それよりおじさん」

「あぁ？」

「この粉に見覚えはありませんか？」




そう言って懐から白い粉が入った小さな袋を見せる





「な....なんでそれを？」

「道に落ちてたんです」

「...落ちてた.....」

「おじさんこの粉何か知ってますか？」






そういうとこのボスらしき人はニタリと笑ってこういった






「気持ちよくなれる、最高の薬だよぉ」

「気持ちよく....なれる？」

「そうだよぉ、これを吸ったら天国に行ったみたいな気分になれるんだァ」



手前の頭が充分もう天国に行っていることはわかった

そしてこれから私が無事天国に送り届けてやるから安心しろ((







「おじさん、これどこで売ってます？」

「そ〜れは教えられないなぁ」

「じゃあおじさん、これ使ってどうやって気持ちよくなるの？」

「今から俺っちのする通りにやればできるよぉ、ちょっと待っててねぇ」




そう言ってボスらしきモブ男は部屋の奥に引っ込んでいき、しばらくして、吸引用のパイプを持って出てきた





「この粉をぉ、パイプに入れてこうやって」



ズズッと勢いよく吸う





「....ぐっ、ごっほ、ゴホッゴホッ」

「どう？気持ちよくなれた？」

「これ...なんだぁ」

「えぇ〜なんだろうねぇ、ただの洗剤だよ」




にっこりと顔だけの笑みを向けると彼は銃を取り出して大声で騒いだ


「このクソアマ！！」

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