身長低くても！！マフィアでも！！愛すべし！！！！〜番外編〜【中原中也】

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「わぁお、ひっろい、すっごい、湯気！！！」

「遅かったのう、先に入っておったぞ？？」

「姐さぁん！！」

「Aさん！転びますよ！」



チャポンッ…と湯船につかる



白く濁ったお湯だ、少しぬるぬるしてる((




「なんか……ぬるぬるしてる」

「源泉に近いってことじゃろ、肌に良いぞ」



姐さんはそういって私をちょいちょいと招く



どうしたんだろうと思いながら近づくと、腕を引かれ背後から抱きしめる様に座らせられる




「姐さん！？」

「ふふっ、愛いのぉ」

「子ども扱いしないで…」

「おや、十分子供じゃぞ？」

「もう20だもん！！」

「若いのぉ」



銀ちゃんはそんな私たちを見つめてはにこにこしているし、樋口ちゃんは




「芥川せんぱぁぁあい！！先輩の石鹸！！私が持って来ました！！」

「煩い樋口！！」

「す…すみません！！」


男湯とのコミュニケーション




「ドーン！！！」

「わぁっ！？エリスちゃん！？！？いつの間に！？」

「うふふっ、後に隠れて見てた」

「吃驚したぁ〜」



何処からともなく急にエリスちゃんが飛び出してきたものだから、驚いて大きな声が出てしまう



「エリスちゃぁん！？そこにいるのかぁい！？」



まずい、この声は妖怪モーリオーガーイだ((


きっとエリスちゃんを狙って女湯まで盗撮しにくるぞ



「ちょっとA君！？そんなことしないからね！？」

「なんでわかったんですか森さん！？」

「聞こえてるよ！」

「安心しろA、もしもそんなことが有ったらわっちが何とかしようぞ」

「姐さん分かったから夜叉しまって、お願い」





ていうか…



中也ちゃんはぁぁぁあああ？？？？


中也ちゃんどこ行ったのぉおおお？？？




「中也ちゃんはぁああ！？！？」

「うるっせぇぞA！！黙ってはいらねェか！！」

「中也ちゃん！！風呂入ってる姿ビデオカメラで撮って！！」

「沈めるぞ！？」

「中也君顔真っ赤〜」

「首領っっ！！」

「僕はこれで…」

「待てや芥川…まだ十秒数えてねぇだろ」




なにこの空間



あれ、私達ってマフィアだよね







マフィアって、何だっけ((((




「そろそろ出るかのぉ」

「先輩は繊細なんです！！優しくしてくださぁい！！」

「煩い樋口！！」

「すみません！！！」





うん





「出ますか」





きっと私はすごく遠い目をしていただろう、もう大好きこのマフィア(((

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