身長低くても！！マフィアでも！！愛すべし！！！！〜番外編〜【中原中也】

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といって渡されたこの服




「いやいやいやいや、私20歳ですわよ？」

「この学園に来たからには規定の制服を来てもらわなければならない.....





すまない」





やめて福沢さん


やめて社長


そんな顔で謝らないで本当に、




なんか私が悪いみたいじゃん！！！


虚しいわ！！



高校生のセーラー着れるのはな！！高校生までなんだよ！！！((当たり前



20歳が来てみろ！ただの....



"コ ス プ レ"






「まさか、この歳になってセーラーのコスプレするとは....




夢にも思わなかったよ(白目)」

「つべこべ言わずに着る！！さっさと着る！！」




プンスコ怒りながら乱歩さんに促され、白目向きながらセーラー服に手を通す




こちら側では季節も違うようで




あっちの世界では現在12月という真冬の真っ只中なのにここは桜咲き誇る春だ




これどうやって帰るんだろう






ていうか私色々飛ばされすぎじゃない？？



大丈夫？体もってる？？時空の歪みとかで本当は死んでんじゃないの？？




え？まさかここ死後の世界？？




だったら天国だね




「着れた〜？」



更衣室の外から乱歩さんの声が聞こえる




「一応」

「開けるよ〜」



ガラリとドアが開けられ、乱歩さんはじっと私を見る



え、なにこわい



「.....ま、いいんじゃない？僕よりかはまだまだだけど！」

「乱歩さんのほうが100万倍可愛いに決まってんでしょ」



常識だろ？


乱歩さんに追いつこうなんて1億年早いわ若造が




私が真顔でそういうと乱歩さんはキョトンとして堪えきれないように笑った




「君ぃ、面白い！！」

「ど〜も」



表面上では淡々と会話をしているがここの中はカトリーナ級のハリケーンが暴れまくてる(?)




簡潔に言うと、荒ぶってる((





「太宰！！着終わったよ！！！素敵帽子君もきて！！」




更衣室からひょっこり顔だけ出して太宰さんと中也ちゃんを呼ぶ乱歩さん




「君は今日からこのふたりと同じクラスだ



太宰は生徒会だし、この学校に長年いるから学校のことはよく知ってる



案内とかわかんないことあったら太宰に聞きな」

「中也ちゃんは？」

「素敵帽子君も転校してきたから者だから転校生同士仲良くやりなよ


それに、見たところ君は随分彼を好きみたいじゃないか」

「推しです」

「うんうん、というとこで！」




中也ちゃんが太宰さんの首根っこを掴んで引きずりながら廊下を歩んでくる




「頑張りたまえ！間隅Aさん！」

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