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−Détruire−
リンドウ「ただいま戻りました…。」
リンドウはいつになく落ち込んだ顔付きであった。
ロベリア 「彼はやはり首を縦には…」
リ「はい…。申し訳ありません…。」
ロ「まぁ当然でしょう。」
ロベリアは何か言いたげに笑みを浮かべる。
リ「ロベリア様…?」
ロ「次は私が動かなければなりませんね…。」
そう言ったロベリアは笑いながら部屋を出ていった。
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Side Kota
最近はデトリア団がいつ来るか分からなくて、
少々の恐怖を感じながら進んでいる。ホントに迷惑してるんだけど…。
今だってほら、俺の目の前はデトリア団がいる。
ロベリア「こんにちは。私はデトリア団を率いているロベリアという者です。」
コウタ「そんな統治者ともあろう方がなぜ俺のもとへ?」
怯えていたら相手の思うツボ。強気に返す。
コ「何度も言ってますけど、加わるつもりはありませんから。」
ロベリアはニヤリと笑った。気味が悪い…。
乾いた風が通った。
ロ「あなたには大切な幼馴染がいると聞きました。
…我々の軍力・財力をもってすれば、彼らを傷つけることも可能なんですよ?
どうしますか?」
勝ち誇ったような笑いが響く。半分脅しのような選択だった。
コ「そんなの…脅しじゃねーか…」
ロ「必要なものを手に入れるためなら、手段は選びません。」
コ「…分かった。お前らに協力する。
…だから、だから絶対にユウヤ達には手を出すな。」
_そう言う俺の声は、おそらく震えていたと思う。
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綾愛にゃん(プロフ) - のんさん» せんきゅうううう!!!笑 (2018年2月3日 7時) (レス) id: e512ef8971 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ふぁいてぃんんん!!! (2018年2月3日 0時) (レス) id: ccf9d69ca8 (このIDを非表示/違反報告)
綾愛にゃん(プロフ) - 美貴さん» ありがとー! 頑張るね!!! (2018年1月31日 6時) (レス) id: e512ef8971 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - おお!楽しみにしてた!更新&勉強q(*・ω・*)pファイト! (2018年1月31日 6時) (レス) id: 7b563da156 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綾愛にゃん | 作成日時:2018年1月30日 23時