守りたい。(Tegoshi.Y × Yabu.K)

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Side Ryosuke


桜吹雪が美しいこの道路。毎年、春は絶景で、俺たちもずっと見てきた景色だ。

ただの道路だけど、どの季節でも美しい自然が見られる。

この季節は、写真家たちがこぞってやって来るのだ。

「春の1番道路はホントに綺麗だよ！
何気なく見てるかもだけど、あんなに綺麗なところ珍しいんだから！」

なんて、俺の友達のユウトも言ってたっけ。



コウタ「どこまで一緒に行く？」

そう俺たちに投げかける長身の彼。


ポケモンユニバーシティをトップで卒業した頭の良さ、バトルの才能を持つ、

幼馴染のコウタである。


ユウヤ「んー、とりあえず、次の街までにしよっか。」

そう答える金髪の彼もまた、幼馴染。


持ち前の明るさとフレンドリーさで、トレーナーはもちろんのこと、

ポケモンたちともめちゃくちゃ仲良くなれるユウヤ。


リョウスケ「俺もその案に賛成かなー。」

俺？ 俺は圧倒的顔面美で女の子をコロコロおとs………はい、ふざけました。

まぁ学力は下の方だけど(笑)、バトルはそれなりに得意。

この中では1番年下だから、弟的存在というかなんというか…。


年はそれぞれ違うものの、昔からずっと一緒にいる仲間。

コ「あっ、見えてきたよー。ワンダータウン。」

あの街からは、それぞれ別行動だもんなー。


少しずつ近付いてくる街をボンヤリと眺めた。

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