8話 ページ10
昨日のブルーな気持ちは今日、ブチャラティさんと一緒にお出かけができるという期待で消えてしまい、今私の頭にあるのはお出かけへの楽しみな気持ちとはたしてブチャラティさんの隣を歩いていて自分なんかがつり合うのかという少しの不安だけだった。
イタリアの女性はスタイルが良くみんな大人っぽい。
純日本人の私よりも街にいる中高生の方が年上に見える、ということは少なくない。
一応ブチャラティさんとは同い年なのだ。
他人に妹や姪などと間違えられては私を女性として見てくれなくなるかもしれない。
それが1番怖かった。
A「もうすぐ12時5分か」
ブチャラティさんとの待ち合わせは12時15分
待ち合わせといっても家が隣なので、楽だし私の家の玄関前でブチャラティさんが車で迎えに来るのを待つことになっている。
待たせるのも悪いし、10分前行動は日本人の常識だよね。
少し寒いけど立って待っていることにしよう。
ガチャ
A「!え、あれ、なんで?」
扉を開けると目の前には車をバックにしいつもの派手目なスーツとはまた違った落ち着いた雰囲気の私服姿のブチャラティさんがいた。
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鈴木(プロフ) - 星ひかりさん» コメントありがとうございます。完結までまだまだ長い時間がかかるかもしれませんが今後ともよろしくお願いします。 (2019年1月28日 0時) (レス) id: 73a3f062ce (このIDを非表示/違反報告)
星ひかり(プロフ) - とても面白いです!ブチャラティと主人公の近すぎない?関係性がワクワクします笑 (2019年1月19日 22時) (レス) id: e88cb9089a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴木 | 作成日時:2018年12月27日 23時