検索窓
今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:10,954 hit

8・おしゃべり ページ8

※涼乃side


なぎひこ「僕は...何も作ってない、本当の君が見たいんだけどな〜」


涼乃「ヒッ!き、聞いてたんですかぁ?!」


段々と声が小さくなってしまう。
そんな自分が情けない...


なぎひこ「ようやく口を開いてくれたね。」


そう言って、微笑みかけてくれる。


司さん「はあ...なぎひこくんは、君のことをもっと知りたいからって...学校が始まって、不便にならないようにって...早く来てくれたんだよ。」


さすがの司さんも呆れ顔。


司さん「ほら。ロイヤルガーデンに戻って。なぎひこくんと話してきなさい。」


涼乃「は、はぃ...」


今度は、なぎひこに手を引かれてロイヤルガーデンに行くことに...(泣)


涼乃「すみましぇん...オロオロ」


噛んでしまった...あうぅ...恥ずかしい///


なぎひこ「プッあはは(笑)」


あー...笑われてる...人生終わりだ...あぁ...

顔がどんどん赤くなっていく...///


なぎひこ「ごめんごめん...ついつい...涼乃ちゃん可愛いからさ...」


ワタシノドコガカワイインデスカ?


なぎひこ「そういう性格の子。僕好きだよ(笑)」


涼乃「///」


なぎひこ「じゃあ、そろそろ...君のことについて、教えてくれないかな?」


涼乃「え、えっと...」


なぎひこ「少しずつでいいから。ね?」


涼乃「は、はぃ...」


この人.......ペースを乱される...(汗)


涼乃「えっと...金城涼乃です。小6女子で、血液型はO型...誕生日は12月15日...なのでいて座です...」


なぎひこ「ありがとう。」ニコッ


涼乃「...あ、あの...なぎひこくんの事も...教えて、くれないかな...?」


なぎひこ「えぇ!僕!?僕は...藤咲なぎひこ。血液型はAB型で、7月4日の蟹座。」


よ、よし。メモっておこう。


なぎひこ「ありがとう...僕の事に興味を持ってくれて...」ニコッ


この人...絶対女の子の扱い慣れてる...


なぎひこ「もうひとつ聞いてもいいかな?」


涼乃「はぃ...」


なぎひこ「その制服...うちのじゃないよね?前は、どこの学校に通っていたの?」


1番触れられて欲しくなかった話題が来てしまった...


涼乃「えっと...」


どうしよう...どうしよう...

頭がぐるぐるして、ごちゃごちゃになっていく...


涼乃「あ、あの!後で...話すから...。もっと、なぎひこと一緒にいる時間が長くなってから離すからっ...」


な、何言ってるの私っ!!


なぎひこ「うん。分かった...!」


あぁ...やっちゃった...

9・クラスメイトとご対面→←7・初登校



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

十六夜ゆらの(プロフ) - 白銀水龍さん» ありがとうございます!これからも頑張って更新していきたいと思います! (2018年11月25日 21時) (レス) id: bd278c9eea (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 面白いよ。更新、これからも頑張ってください! (2018年11月25日 20時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:十六夜ゆらの | 作成日時:2018年6月28日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。