8・おしゃべり ページ8
※涼乃side
なぎひこ「僕は...何も作ってない、本当の君が見たいんだけどな〜」
涼乃「ヒッ!き、聞いてたんですかぁ?!」
段々と声が小さくなってしまう。
そんな自分が情けない...
なぎひこ「ようやく口を開いてくれたね。」
そう言って、微笑みかけてくれる。
司さん「はあ...なぎひこくんは、君のことをもっと知りたいからって...学校が始まって、不便にならないようにって...早く来てくれたんだよ。」
さすがの司さんも呆れ顔。
司さん「ほら。ロイヤルガーデンに戻って。なぎひこくんと話してきなさい。」
涼乃「は、はぃ...」
今度は、なぎひこに手を引かれてロイヤルガーデンに行くことに...(泣)
涼乃「すみましぇん...オロオロ」
噛んでしまった...あうぅ...恥ずかしい///
なぎひこ「プッあはは(笑)」
あー...笑われてる...人生終わりだ...あぁ...
顔がどんどん赤くなっていく...///
なぎひこ「ごめんごめん...ついつい...涼乃ちゃん可愛いからさ...」
ワタシノドコガカワイインデスカ?
なぎひこ「そういう性格の子。僕好きだよ(笑)」
涼乃「///」
なぎひこ「じゃあ、そろそろ...君のことについて、教えてくれないかな?」
涼乃「え、えっと...」
なぎひこ「少しずつでいいから。ね?」
涼乃「は、はぃ...」
この人.......ペースを乱される...(汗)
涼乃「えっと...金城涼乃です。小6女子で、血液型はO型...誕生日は12月15日...なのでいて座です...」
なぎひこ「ありがとう。」ニコッ
涼乃「...あ、あの...なぎひこくんの事も...教えて、くれないかな...?」
なぎひこ「えぇ!僕!?僕は...藤咲なぎひこ。血液型はAB型で、7月4日の蟹座。」
よ、よし。メモっておこう。
なぎひこ「ありがとう...僕の事に興味を持ってくれて...」ニコッ
この人...絶対女の子の扱い慣れてる...
なぎひこ「もうひとつ聞いてもいいかな?」
涼乃「はぃ...」
なぎひこ「その制服...うちのじゃないよね?前は、どこの学校に通っていたの?」
1番触れられて欲しくなかった話題が来てしまった...
涼乃「えっと...」
どうしよう...どうしよう...
頭がぐるぐるして、ごちゃごちゃになっていく...
涼乃「あ、あの!後で...話すから...。もっと、なぎひこと一緒にいる時間が長くなってから離すからっ...」
な、何言ってるの私っ!!
なぎひこ「うん。分かった...!」
あぁ...やっちゃった...
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十六夜ゆらの(プロフ) - 白銀水龍さん» ありがとうございます!これからも頑張って更新していきたいと思います! (2018年11月25日 21時) (レス) id: bd278c9eea (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 面白いよ。更新、これからも頑張ってください! (2018年11月25日 20時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜ゆらの | 作成日時:2018年6月28日 8時