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人生で初めてのキスなのに、すごく自分でもびっくりするくらい冷静だった。



2度、3度角度を変えて決して大人びていないキスのあと交わる視線。





「勘違い、するよ?」




こんなかっこいい先生見たことない。

いつもはずっと笑ってるからかな。

どこか悲しそうなその瞳はずっと見ていたくなる。





でも、わかってた。


キスが初めてな私でも気付くくらい、先生は私とのキスの中で奥さんを探してた。






『いいよ、』







いいわけないじゃない。

私には荷が重すぎる。






「先生、私を利用してよ。」






どうしてこんなことを言ったのか自分でも分からない。




『えっ?』




ただ先生を楽にさせてあげたくて、嫌な過去を忘れさせてあげたくて。








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杏子(プロフ) - 美由希さん» 美由希さんご指摘ありがとうございます。 (2017年3月2日 22時) (レス) id: 211a017d12 (このIDを非表示/違反報告)
美由希(プロフ) - これは実在するグループ名、または団体を使った二次創作です。オリジナルフラグをお外し下さい。運営に削除されています。 (2017年3月2日 7時) (レス) id: c582e4328f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杏子 | 作成日時:2017年2月25日 0時

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