茨の狙撃手2【ゴールデンカムイ】 (ページ16)

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64話ページ16

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ガラッと扉が開く音がした
Aは銃を構えて振り返る

キロランケ「痛テテｯ耳噛まれたｯ!!

よう…久しぶり」

『キロぉ～////』

キロランケ「おい、急に飛びついてくるなよ!?」

キロランケだった
全身から溢れ出る色気に思わず杉本たちは喉を鳴らす
Aはキロランケに抱きつき久々の再会を味わっていた
相変わらず髭が臭いｯ!!!

キロランケ「それよりよぉ…杉本おまえ…

ちょっと見ない間に急に…いい男になったな？」

杉本「よせやぁい////」

白石・キロランケ・谷垣・A
「「「『カワイイ///////』」」」

恥ずかしそうに帽子で顔を隠す杉本に一同が同じことを思う

白石「キロちゃんも前よりいい身体になってねえかいええぇ？////」

キロランケ「そうかあ？どうだ？谷垣ぃ？///」

谷垣「ｧア～ｯ…ス～～ｯｯ////」

言葉になっていない谷垣の皿に鍋の具材をいそいそと足しながらAは初めての雰囲気に顔を赤らめた

キロランケ「Aもガキだった頃に比べたらいい女になったなぁ？////

乳がデカくて抱き心地も良さそうだ////」

『ひぁっ!?////……ごめ…』

急に背中に手を回されて思いもよらぬ声が飛び出した
それに一同が岩のように固まる

白石「確かにAちゃんいつもより色っぽいかも…」

杉本「ちょ、何変なこと言いだ…確かに……///////」

谷垣「ンーフッ////ッスー////」

獲物を仕留める獣のような目つきでこちらを見やる彼らにAの心臓はドキリとさらに脈打った
何か…雲行きが怪しく……
違う部屋で一旦頭を冷やそう。そう思って立ち上がった時体が後ろに引っ張られた

尾形「…A……ちょっと来い」

『えっ!?あ…え!?!?///////』

尾形がいつの間にかそこに立っていた
そのままズルズルと隣の部屋へと引きずられていくとピシャんと襖が閉じられる

杉本「ダメだ俺…もう我慢できねぇ…相撲しようぜ」

奥の部屋から杉本のそんな声が聞こえた