STORY94 ページ3
バタン!!
自室に戻りドアをガチャりと閉め、安堵でドアに凭れ掛かる。
貴女「はぁ...はぁ...」
呼吸を整えると、雛実ちゃんが心配そうに、
ドア越しに話しかけてきた。
雛実「お姉ちゃん?どうしたの?」
貴女「な、何でもない!気にしないで...!」
雛実「...?うん、わかった...。」
雛実ちゃんはリビングに戻ったのを見測ると、
ベッドに倒れ込む
貴女「なんで...。なんでまたアイツらが...。」
取り敢えず暫く外出は控えよう。
帰る時も出来るだけ、人がいる道を通ろう。
そうしよう
私は緊張が解け寝てしまった。
...
貴女「...ん」
目が覚めると辺りは暗かった。
スマホの画面を開くと夜中の1時過ぎだった。
喉が渇いたのでなにか飲もうと、下を向く静かに降りると、兄さんと万丈さんらの話し声が聞こえた。
盗み聞きをするのは気が引けるが、兄さん達が何をしようとしているかが気になり、耳を傾ける。
金木「...明日病院に行ってみましょう。そこなら嘉納先生の事について何か分かるかも知れません。」
万丈「分かった。じゃあそうしよう。」
「了解っす。」
ミーティングが終わったみたいで、
私はコソコソと自室に戻った。
貴女「嘉納先生...」
確か兄さんの手術を担当した主治医の人...。
ヤモリが確か嘉納先生は実験をしていると言っていたな...。
若しかしてあの手術は嘉納先生が意図的に兄さんに...。
貴女「...後で私もこっそり後をつけよう。」
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零 - すごい面白いのでこれからも完結まで!頑張ってください! (2018年3月31日 18時) (レス) id: 09905f0f4e (このIDを非表示/違反報告)
バショー - 兄弟愛がすごい…金木君格好いいですよね!更新頑張って下さい! (2018年3月8日 2時) (レス) id: 36dfe0abc8 (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ac0459766f1/ すみませんこちらが新作ですm(_ _)m (2018年2月22日 23時) (レス) id: 81c5eb2d46 (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - ユキさん» あ、抜けてました。直しときますm(_ _)m (2018年2月22日 0時) (レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 96抜けてね (2018年2月22日 0時) (レス) id: be020895dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニア | 作成日時:2018年2月21日 9時