STORY61 ページ10
貴女「ﾋｯｸ...お母さん！死んじゃやだ！」
金木「母さん...」
母さんは死んだ。
病気でも何でもなかった。
過労だった。
僕が10歳、Aが8歳だった
僕らは両親を亡くした
Aは母さんを亡くしてからずっと号泣していた。
いくらあやしても泣き止んではくれず、泣き疲れて寝かしつけるのがやっとだった。
そして僕がAを寝かしつけてた時
親戚の方々が話してる声が聞こえ盗み聞きをしていた。
「あの子達どうします？葬式終わって急だとは思うんですけど...」
「父親はいないのか？」
「父親はもう数年前に亡くしててあの子達は孤児よ」
「どなたか後見人になってくれる方いませんかねぇ。」
「私の家は手一杯で」
「私も経済的に...」
「施設に預けるとかじゃダメなんですか？」
金木「...」
僕はこれ以上聞きたくなくて、
その場を離れた。
〜〜
叔母「研くんは私が引き取ります。迷惑かけた罪滅ぼしもあるしウチの子も遊び相手いれば優一君が喜びますから。」
「Aちゃんは私の家で預かります。
丁度女の子が欲しいと思ってたので、」
僕らは親戚の家に引き取られることとなった。
それでおばさんに引き取られることになった僕は自分の荷物を持って車に乗ろうとしてた。
「お兄ちゃん！」
Aは僕の腰に抱きついた。
金木「うわ！」
「Aも一緒に行く！」
僕よりも小さい身体が一生懸命服を掴み離すまいとしていたのは覚えていた。
金木「ダメだよ。A、僕もお前も家族が決まったから一緒は無理だよ。」
妹は大きな瞳から大粒の涙を流し首をフルフルとふる
「いや！お兄ちゃんと一緒がいい！一緒にいたいの！」
「A...」
「ほーら、Aちゃん、お兄ちゃん行くからバイバイしましょ！」
親戚の人はAを抱き上げて僕に早く車に乗るよう促した。
「いや！離してよ！お兄ちゃん！行かないでー！！お兄ちゃーん！」
僕は車に乗り泣きじゃくる妹の顔を車から見えなくなるまで見ていた。
これが妹との別れだった。
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ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» いいですね！アオギリのメンツとかもやってかいてみます！ (2018年2月12日 18時) (
レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
iuekei08290606(プロフ) - ニアさん有りがちなネタ何ですけどヒロインが何故か幼児化してしまいあんていくの皆さんは、驚き困惑するがヒロインの可愛らしさにキュンとしそして小さくなったヒロインと誰かがキスしたら元に元に戻ると言う在り来たりなネタ (2018年2月12日 18時) (レス) id: 16b81ad2b3 (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» いえいえ！こちらこそリクエストありがとうございます！この調子で更新頑張るんでよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年2月11日 17時) (レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
iuekei08290606(プロフ) - キャァァァァ!！ありがとうございます！ニアさん最高です！ (2018年2月11日 17時) (レス) id: ee3306a53d (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» こんばんは！ニアです。そのアイディア面白そうですね笑ぜひ書いてみます！ (2018年2月10日 23時) (レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニア | 作成日時：2018年2月1日 13時
