STORY22 ページ24
Aはトイレに行き、月山さんと珈琲を飲みながら雑談をしていた。
全くAは...。
いくら兄だからって...あんな事報告しなくていいのに...
おかげで落ちつかない...
月山「仲良いんだね、カネキ君とAちゃんは、」
月山さんは微笑ましそうに僕にそう言った。
金木「あ、すみません。なんか見苦しい所見せちゃって...。」
月山「いいんだいいんだ。見てて微笑ましいよ。」
金木「そうですか...。あ、月山さん」
月山「ん？なんだい？」
金木「あの、リゼさんとはどんな話をしたんですか？」
この質問にさほど意味はなかった。ただ僕をこの世界に引き込んだ彼女の話が聞きたかった。
月山「神代さんか...彼女とは本の話や色んな話をしたよ。...勿論食事の話もね。」
月山回想〜
利世「月山君。お誘いは嬉しいけど私その、会員制美食クラブとやらには全く興味無いわ。」
月山「な、なぜ！！？君は更なる高みを味わいたくはないのか！！？」
利世「だって、お皿に並べ切れる量じゃ足りないもの...まぁ、そりゃ確かに食べるなら美味しいに越したことは無いけど...」
月山「...ッ」
利世「喰種がハイソぶって味覚に嗜好をこらすなんてまるで人間みたいで滑稽じゃない？月山君♪ンフフフフフ」
月山「あの女...！卑しい雌豚の分際で、僕の食を愚弄するなど！」
メキメキメキ...！
金木「あの！月山さん！？コップが割れてますよ！」
月山さんの手を止めようとしてコップに触ったが、割れた破片で指を切ってしまった。
金木「痛...！」
月山「あぁ、僕としたことがすまない！」
月山さんはハンカチを僕に貸してくれた。
その時丁度Aがトイレからでて来た。
貴女「え？お兄ちゃん！指切っちゃったの？もう、相変わらずドジなんだから...今絆創膏持ってるから見して！」
Aは僕の指に手を伸ばす。
傷の治りかけてるからまずい！
バレてしまう！
金木「い、いいよ！こんなの唾つけとけば、大丈夫だから！」
貴女「大丈夫って...膿できたらどうすんの？とりあえず消毒だけでも...。」
Aは僕の言う事など聞かず月山さんのハンカチを退けようとした。
金木「五月蝿い！！余計なお世話だ！！お前体調悪いんだろ！！帰れよ頼むから！！」
貴女「！」
バレたくない気持ちが高まって、Aを拒絶してしまった。
我に返って気づいた時にはAの透き通った目には、
涙が溜まっていた。
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ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» 喜んで頂けて何よりです(*^^*) (2018年1月24日 22時) (
レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
iuekei08290606(プロフ) - 西尾さんがパーカーあげるなんてかっこよすぎる！！！うらやましい風邪には気お付けてください (2018年1月24日 20時) (レス) id: 6e12ff6e5f (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» 読んでくれてありがとうございます(*^^*)卑猥なとこいれるの少し躊躇ったんですが、喜んで下さってとても嬉しいです(*´ω`*) (2018年1月23日 22時) (レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
iuekei08290606(プロフ) - うわぁぁぁぁぁ！！一気にここまで更新してくれるなんてスッゴく嬉しいです！もう私2度読みしちゃいました。月山さんとの絡みドキドキして読んでいましたこんなに更新してくれてありがとうございます！！(この小説お気に入り登録しています) (2018年1月23日 22時) (レス) id: d40e62ef3d (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» はじめまして！ありがとうございます！こんな文才ない私ですがこれからもよろしくお願いしますm(｡v_v｡)m (2018年1月23日 16時) (レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニア | 作成日時：2018年1月2日 22時
