STORY12 ページ14
金木「A!!ヒデ!」
西尾「安心しろ、お前の可愛い妹は気絶させただけだ。...にしても同じキャンパス内に喰種がいるなんてよ...それもお前だなんて!!」
西尾先輩は僕の首を掴み締め上げてきた。
金木「グァ...グギィ...!」
錦は僕の匂いに不快な顔を示した。
西尾「くせぇ...女の喰種の匂いがすんだよお前。...あ、」
錦は急に思いついたような顔した
西尾「そういやさっきから気になってたんだけどよ、あの子人間だろ?なんでお前喰種なんだよ、」
金木「グァ...あの子をどうするつもりだ!」
西尾「質問に質問で返すのかよ、...まぁいい、状況をみたら分かるだろ?気を失ってる人間が二人、これを食わねぇ喰種なんかいねぇよ。お前もどうせ二人共、食う予定だったんだろ?」
金木「違う...!お前らと一緒にするな!!」
ズブ!!
金木「ガハァ!!」
西尾「あのさ、トーカ...あの単細胞女にも言ったと思うけど、俺年下のガキに舐めた口聞かれんのスゲームカつくんだけど」
錦に腹を貫かれそのまま投げ飛ばされる。
金木「ギャアアアア!!」
西尾「あーあ、お前の身体脆いな、豆腐みてぇ」
貫いた手をブラブラふりながら、
気絶したAとヒデの元に歩み寄る
金木「やめろ...!近づくな!」
西尾「...あー、身体動かしたから、さっきの食べたやつのせいで気持ち悪くなっちまった、人間ってよくあんなん食えるよな、馬の糞でも食ってるみたいだぜ。」
錦は口の中に指を突っ込みその場に吐き出す。
金木「!!」
西尾「悪ぃな金木、お前の食いもん汚しちまったわ」
ヒデの顔を思い切り踏んづける。
金木「...あ、」
西尾「チラリ」
錦は倒れている妹の方に目をやり、ニヤリと口元に笑みを浮かべた。
まさか...!
僕は妹を守る為に、すぐさま駆けつけるが錦の身体から触手のような物が僕の腹に強烈な一撃が入った。
金木「ガハァ!!ウウウウ...」
思わずその場に座り込む。
西尾「お前赫子ださねぇと勝つどころか、妹も永近も助けるなんてできねぇぞ。」
錦は赫子とよばれる触手で、Aを掴んだ。
西尾「でも、お前よりにもよって永近とこの子の近くにいるのは危険だろ。」
錦は赫子で掴まれているAに目を向ける。
金木「え...?」
西尾「永近さ、見た目とか言動は馬鹿っぽく見えるけどよ、大学にいるそこらの間抜けな奴らよりは周りが見えてるぞ。この子だって、さっきからお前のの様子がおかしい事を直感で見抜いてんじゃねぇか。」
23人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» 喜んで頂けて何よりです(*^^*) (2018年1月24日 22時) (レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
iuekei08290606(プロフ) - 西尾さんがパーカーあげるなんてかっこよすぎる!!!うらやましい風邪には気お付けてください (2018年1月24日 20時) (レス) id: 6e12ff6e5f (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» 読んでくれてありがとうございます(*^^*)卑猥なとこいれるの少し躊躇ったんですが、喜んで下さってとても嬉しいです(*´ω`*) (2018年1月23日 22時) (レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
iuekei08290606(プロフ) - うわぁぁぁぁぁ!!一気にここまで更新してくれるなんてスッゴく嬉しいです!もう私2度読みしちゃいました。月山さんとの絡みドキドキして読んでいましたこんなに更新してくれてありがとうございます!!(この小説お気に入り登録しています) (2018年1月23日 22時) (レス) id: d40e62ef3d (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» はじめまして!ありがとうございます!こんな文才ない私ですがこれからもよろしくお願いしますm(。v_v。)m (2018年1月23日 16時) (レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ニア | 作成日時:2018年1月2日 22時