【あんスタ】私は貴方に告白してない＊番外編詰め【逆先夏目】

名前呼び ページ4

「ねぇAちゃン」
『はい？』

ここは 秘密の部屋 とか言うところ
私は逆先に誘われてまったり過ごしていたところだ
逆先は白衣姿でショッキングな色の液体を色々と混ぜている ちょっと…かっこいい…

この独特な部屋の匂いも慣れてしまった



「そろそろボクのこと 名前で呼んでくれなイ？」

『え？なんで？別に名字でもよくない？』

すっかり名字呼びに慣れていた私は逆先に疑問を投じる

「ボクたちが結婚したらキミは逆先って名字になるんだヨ？」

『は、はぁ？結婚？』

結婚ってちょっと気が早くない？

「Aちゃンはボクと本気で付き合ってないわケ？」
『いや、べ、別にそういうことでも無いことも無いかもしれないけど 無いかも』

「はっきり言っテ」

(ﾋｨｨ近いｯ!!)

私の隣に座っていた逆先はものすごい勢いで顔を近付ける
珍しく怒ったような顔をした逆先に若干の恐怖心を覚える

『し、真剣ですぅ……』

「ホント二？」

『ホントホント……』

「じゃア、名前で呼んでくれるよネ？」

『は、はひぃ』

「呼んデ？」

軽く上目遣いされる
(ヤバいコイツ超可愛い(真顔))

ちょっと卑怯だと思います


『な、夏……なつ…め』


思わず両手で顔を覆い隠す
きっと私の顔は赤い 真っ赤だ

「フフ、満足したヨ♪でももっとすらすらと呼んで欲しかったかナ♪」


『はぁもうコイツやだぁ』

と言いながら白衣の端を持ってブンブン振り回して必死に実験を妨害した

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