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26.幸甚 ページ26

Aside



「……っ!!」


見つけた

正式な穿界門と、懐かしくて大好きな気高い霊圧


「夜一様!!」

「…Aか、久しいな」


思いが溢れて彼女の名前を呼ぶ

猫の姿ではあるが、しっかりと目があった


「私、私…!」


あれから私は、ひとりぼっちだった

自分の周りに居た大切な人たちがいきなり居なくなってしまった

いつまでも、あの楽しい時間が続くと思っていたのに


「…置いていってしまってすまなかった

これはみんなが思っていてることじゃ」


みんな、夜一様が言ったその言葉が指す死神達が頭に浮かぶ


愛川隊長、鳳橋隊長、六車隊長、白副隊長、リサ副隊長、ひよ里副隊長、平子隊長、そして浦原隊長



「特に、お主は喜助に懐いていたからの

でもあやつがAのことは巻き込めないと、Aを置いていくことを渋る儂らを説得したんじゃ」



…!!

浦原隊長が…??



「あのー、ちょっといーっすか?」


「なんじゃ一護、儂とAの再会を邪魔しおって」


「ちっげーよ!!!

その青い組紐してるAさん…?に伝言があるんだ」

27.言伝→←25.懐古



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作者名:うい | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年2月21日 12時

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