狼ゲームの世界にトリップしたのは良いけど求めてたのとなんか違う(´・ω・｀) 2 (ページ7)

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荷物運び。ページ7

女性陣との買い物も終わり、海に行く当日。

夏本番と言わんばかりにギラつく太陽に照らされて、額から顎へと汗を垂らす
ちなみに気温は38℃。暑い、とても暑い。

「暑いね～」

隣に立つリンタロウの言葉にコクコクと頷いて同意の意を示す。正直海には行きたかったけどここまで暑い日に行きたくなかった。

「おーい、2人とも!サボってないで荷物運び手伝え!!」

タケオさんの命令は聞かないとあとで怒られてしまう。
せっかく海に行って楽しむのだから今日1日タケオさんに怒られることは免れたい

その考えはリンタロウも同じだったようで私と同じタイミングで動き出した。

「Aちゃん、海行って何しよっか」
『え、泳ぐ以外に何があるの』
「じゃあ、遠泳しちゃう？」
『私は体力ないから遠慮しておこうかな……』

リンタロウの無茶ぶりに答えられる人、きっとこの家の住人の中にはいないよね
普段から運動やってる人なら平気だと思うけど、私は家に帰ったらすぐスマホとベッドとポテチ。

今どこからか「典型的デブ」って聞こえた気がするけど幻聴だって私は信じる。

何人かは釣りも楽しむようで釣竿が用意されていた。そばにある釣り餌は少し気持ち悪いから視界に入れないでおく。

そんなこんなで荷物運びも終わり、あとはみんなが車に乗るだけになった。