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十話 ページ11

あの後、気持ちを切り替えた俺はAを連れて大阪で1番大きいショッピングモールに遊びに来ていた。

Aとこうしてゆっくりデートするのは何ヶ月振りやろうか。
最後に2人で遊びに行った所は確か…
公園やったかな。

「ほら、A!この服とか、かわええんちゃう?
それともこっちのスカートの方がええかな!?
Aはかわええから何でも似合うな♪♪次はこれ着てみてや!」

「簓お兄ちゃん…こんなにお洋服買ってくれるの?」

「ええよ!言ったろ、Aの欲しい物何でもこうたるって♪♪」

「A、服よりゲームセンター行きたい」

さっきから俺好みの服に着替えさせられ疲れたのか駄々を捏ね始めるA。

「ゲーセンか、ええよ!でもまずはこの服着て、あ、こっちの服もええんちゃう!?」

「服いらない!」

「あらら、Aちゃん怒ってもうた?ほんなら喫茶店かどっかで休憩でもするか。」
「パフェでもどうや?」と誘うとさっきまであんに嫌そうにしていた顔が一気に明るくなっていく。

「食べる!」

「そうかそうか、ほな行こうか〜!」

今までAに着せていた服を全部まとめて買い
ショッピングモールの中にある喫茶店へ入った。

「簓お兄ちゃん…ほんとに全部お洋服買ってくれた…」

「当たり前や!どれもこれも似合ってからな♪」

「凄いねー」と言いながら美味しそうに頼んだパフェを食べるA。

「Aはかわええなぁ。」

「簓お兄ちゃんはかっこいいよ!」

頭を撫でるとえへへ、と照れた様ににっこり笑ってくれた。
2人でゆっくりするのはほんま久しぶりだ。
最近は帰りが遅くなる時もあり、家に帰ればソファーで寝てるAを寝室に運ぶのが日課気味になりつつあった。

「なぁA、簓お兄ちゃんがいつも仕事仕事でAに寂しい思いさせてばっかりてごめんな」

「…大丈夫だよ」

大丈夫。そう自分に言い聞かせる様に呟く。

「Aは強いな、でも本当は寂しいんやろ?
簓お兄ちゃん分かってるから、ほんまにごめんな」

「明日もお仕事…?」

「ん、あ、あぁ…でも明日は盧笙が夕方来てくれる様頼んでみるから、あと、零にも日中来てもらうように頼むし…」

「簓お兄ちゃん…」

Aの顔が曇っていく。

「ど、どなんしたA?」

不安そうな声。


「A、簓お兄ちゃんの邪魔…?」

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雪乃(プロフ) - 続き待ってます (10月8日 23時) (レス) @page40 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - 讃良さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!コロナに負けずお互い頑張りましょう!!これからもよろしくお願いします! (2020年8月4日 1時) (レス) id: 2f0ef64b32 (このIDを非表示/違反報告)
讃良 - とても面白く、ずっと頬の筋肉が緩みっぱなしでした。続きをお待ちしております!体にだけは気をつけて…! (2020年8月2日 11時) (レス) id: 0970343196 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - ワロタwwさん» コメントありがとございます!のれからもよろしくお願いします!! (2020年7月21日 21時) (レス) id: 2f0ef64b32 (このIDを非表示/違反報告)
ワロタww - すごい展開にコメしたくて仕方なくなってしまったwwww初コメここに通ります。面白くて好きです(^-^) (2020年7月12日 22時) (レス) id: 1c977d7f9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うさこ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年5月6日 22時

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