私の目は赤い＿２【カゲプロ】

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カナside
高「そんなに照れなくてもいいんだぜ？」



カナ「照れてない」



高「おっツンデレ？」



カナ「・・・」



【高坂 安弥斗】は隣のクラスの代表役員だ

そして

【高坂 安弥斗】私はこいつが嫌いだ

基本的に私は苦手な人はいても私の毒舌が出てるくほど嫌いな人はいないつもりだった

が、こいつだけは無理だ

気がついたら毒舌になっている



高「っとまぁここから本題な！」



カナ「何」



高「このプリント今度の集まりの時使うから渡しとけって先生が！」



そう言って1枚のプリントを私の前に差し出した
私はお礼を言いそのプリントを取ろうとする



カナ「ありがと「ﾋｮｲｯ」……」



高坂の持っていたプリントを取ろうとするがプリントが上へと持ち上げられたため空ぶった



高「おっ引っ掛かった！」



イラッ

あぁ…本当に嫌だ何故こんな奴が代表役員になったんだ

もっとマシな奴はいなかったのか



高「ハハッ咲川面白ぇなっ！…痛いっ！？」



私は高坂の足を思いっきり蹴りその手からプリントを (無理矢理) 受け取ると高坂を睨みつける



カナ「ど・う・も・あ・り・が・と・う!!」



私は高坂に背を向け歩き出した

席に戻ると苦笑いのアヤノと呆れ顔のシンタローの姿があった



ア「はは…大変だねー」



シ「何であんな常に元気なんだろうな…」



シンタローからの哀れみな目を向けられる

なら助けてくれと本当に思う

いや、本当にマジで助けて欲しい



カナ「何であんなに突っかかってくるんだろう…」



ア「んーカナが好きなんじゃないかなぁ？」



…ん？アヤノ…さん？

今貴方なんて言いました？高坂が？私の事？



シ「はぁぁぁぁあっ！？」



カナ「うわっどうしたの？シンタロー」



何でシンタローがそこまで反応するのだろう



カナ「いやぁアヤノ流石にそれはないよ！

きっと私の反応が面白いからからかってるだけだよ」



私がそう言うと腕を組んで「そうかなぁ」と悩み出すアヤノ

シンタローは未だ放心状態だ
しかも何かブツブツと独り言を言っている

ふと時計に目をやるともう少しで集まりの時間だった



カナ「アヤノシンタローそろそろ集まりだから行くね」



ア「あ、うん！じゃあ待ってるからね！」



2人に手を振り席を立つ

さぁ五月蝿いあいつが来る前にさっさと移動しよう



高「咲川〜〜！！迎えに来たぞ〜〜！！」



後ろの扉から手を振るあいつが現われた

私はそのまま前の扉から教室を出た

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