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書庫の扉を静かに開いた









気配を消して部下の顔を見ようとした









次の瞬間









「………?誰ですか?」












思わず『は?』と、言う所だった









なんだコイツ









俺の方に振り返りもせずに、

気配に気づきやがッた












「………えっと…………返事を……」









硬直していた俺にやっと振り向いた部下らしき人物









「あ、」









『あ、』



















《羊》に居た頃の知り合いだった

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作者名:ぼうし | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/e16ae6a8fa1/  
作成日時:2019年4月14日 20時

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