僕が名前を呼ぶ日/伊之助(現パロ) ページ27
伊「…」
伊之助の見つめる先は友達に囲まれ楽しそうに話すクラスのマドンナ、Aがいた
普段よく人に突撃してきたり大声で違う名をあげる伊之助が珍しく無言で見つめている
善「おい…もしかしてお前Aちゃんのこと好きなのか?」
伊「A?」
善「名前も知らねぇのかよ!!お前同じクラスだろ!?しかもマドンナ!覚えとけよ!!」
廊下で叫ぶ善逸に伊之助は彼女に聞こえてないか一瞬不安になるがAには聞こえてなかったらしく安心する
炭「まぁまぁ…伊之助は名前を覚えるのが苦手だから仕方ないだろう?」
善「だってよぉ…コイツから凄い甘酸っぱい匂いすんだぜ?好きな人の名前分からないとか意味分からない!」
男子「あの!A先輩、放課後空いてますか?」
かまぼこ「!!」
三人が一斉に声がする方へ目を向けると顔を真っ赤にした同級生の男子がAに声をかけていた
善「また告白か?本当凄いモテんだなぁ…俺もあんな可愛い女の子と付き合いたい!」
炭「そんなことより伊之助、大丈夫か…?」
好きな女の子が告白をされるのだ。彼氏でもないがでも嫉妬しないわけが…
伊「〇す」
善「嫉妬を上回って殺意に変わってるぅ!?」
炭「伊之助、お前もきちんとAさんに想いを言わないといつか彼女の隣を奪われてしまうぞ?」
伊「イヤダ…デモ俺、勇気ナイ…」
伊之助はこの前彼女に告白をしたことを思い出した。でもまだ大して親しくもなかったからなのか
案の定振られそれ以来彼女と真っ直ぐ向き合って話せないのだ
そのことを善逸は分かったのかふとある提案を出す
善「そんならさ、俺にある提案があるんだけど…」
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放課後、伊之助は教室に一人校庭を眺めてた
いつもならすぐ帰るが、今日はなんとなく待ってたら彼女が来そうな予感がしたのだ
校庭は夕日に照らされサッカー部や野球部の人たちが部活をしている
いつもうるさい伊之助は今日だけは何故か物凄く緊張していた
人の名前を覚えようしない伊之助は善逸から教えてもらった彼女の名前を必死に覚えた
伊「…A」
「なんですか?」
ふと彼女の名前を呼ぶと伊之助の机からピョコンと今さっき呼んた彼女が返事をした
何故そこにいるのかなんて気にせず、久しぶりに彼女の視線が俺だけに向いてて嬉しくて頭を撫でる
「わっ…嘴平くん?」
少し頬を赤らめた彼女に伊之助は思わず笑みがこぼれた
伊「…やっぱり好きだ」
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スター - 無一郎とねずこで、パンダヒーローをお願いします! (2020年6月6日 8時) (レス) id: 246a06d111 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - あゆり。さん» もう学校燃えるか溶けるかしてほしいですよね本当に……励ましの言葉ありがとうございます!テストお疲れさまでした!! (2019年11月15日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - まろさん» おっと、つい感情がポロッと…そうなんです。もう学校滅ぼしたゲフンゲフン……まろさんもテスト頑張ってくださいね!(。`・ω・) (2019年11月15日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - 荒ぶる作者の図ボソッ…………………………テスト終わってまたすぐテストとか鬼畜ですね。私もテスト二週間前に入りました。お互い?テスト頑張りましょう! (2019年11月13日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - マジでテスト滅びてほしいわ。うん (2019年11月10日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆりは気力満点 | 作成日時:2019年8月16日 23時